「満期日なのに」・・・遅れる韓中通貨スワップ、延長されるか?(ニューシス・朝鮮語)
韓国と中国が結んだ通貨スワップの契約満了日の10日となったものの延長するかどうかは、まだ決定されずに不透明な状況だ。再延長の可能性が高いという観測が出ているが、この日の延長がない可能性も排除できずに金融市場の変動性が大きくなる恐れも生じている。

この日、金融当局によると、韓国銀行と企画財政部などは、中国人民銀行と政府側との会合を持って交渉を続けている。金融当局は、通貨スワップ契約の再延長のために一度の有効期限が過ぎても、最善を尽くしたいという立場だ。ただし、交渉が完結するまで報道自制を要請し、慎重を期する姿だ。

イ・ジュヨル韓銀総裁はこの日の午前に韓銀本館で出勤途中に記者たちと会って、「協議をしてみると満期の期日だけが重要なことではない」とし「既存の協定が切れる前に、すべてが完了すれば、いいのですがそうではないこともあり、今日が満期であるからといって必ずしもなんらかの答えを出す必要はない」と述べた。 (中略)

今回の契約が白紙になる場合でも、すぐに金融市場に大きな打撃があるというわけでもないという見方が多い。中国人民元が基軸通貨ではないうえ、韓国も十分な外貨準備高を積み上げており、影響は微々たるものであるという分析だ。現在、韓国の外貨準備高は約3800億ドルで、世界9位の水準だ。しかし、今回の契約不発が中韓両国の対立が激化したためであると解釈されるた場合、金融・為替市場に及ぼすリスクは大きくなる恐れがある。

この日の延長するかどうかが決定されていない場合でも、18日以降には輪郭が出てくるという意見がある。中国の習近平国家主席の執権2期体制を知らせる第19回中国共産党大会が18日に開始されるからである。習近平主席が国内懸案を整理した後に、交渉の扉が開かれるのではないかという視点である。
(引用ここまで)

 朝の時点で「もう妥結したも同然」という報道がありましたが、「中国政府側の承認が残っている」ということに違和感を感じていましたね。
  エントリでもちょっと書いていますが。
 「中国政府側の承認が必要」っていうのは、要するになにも決まっていないんじゃないのという話です。
 実務者レベルで「締結(延長)されるのであれば、こういう形でいこう」というのは決まっていたとしても、決裁権を持つのはもっと上のほう。
 なので、こんな事態もあるだろうなぁ……とは想像していましたが。
 またぞろ「嘘でした」の展開になろうとは(笑)。

 ま、それだけ韓国側が焦っているということでもあり、かつ中国側が足下を見ているということでもあるのですけどね。
 こんな途中経過をリークしたところで自分たちの不利にしかならなそうなもんですが……。
 「どこに向けての情報リーク」なのかがちょっと気になりますね。

中韓通貨スワップ協定満期まであと6時間

タイムリミット (超人機メタルダー)
水木一郎
Be!Smile,Ltd.
2016/9/28