康京和外相、長女の韓国籍回復未申請(朝鮮日報)
韓国外交部(省に相当)の康京和(カン・ギョンファ)長官が任命されてから間もなく4カ月が経過するにもかかわらず、米国籍の長女(33)の韓国国籍回復申請をまだ行っていないことが11日までに分かった。康長官は今年5月の指名直後、長女が韓国国籍を回復することになると説明していた。

 外交部は同日の国会審議で、長官の長女の国籍回復手続きが完了したのかという野党議員の質問に対し、「国籍回復申請に必要な『海外犯罪経歴証明書』を8月に(過去の居住国である)米国、スイスに要請した。通常取得に3-4カ月を要し、書類が到着次第、年内にも国籍回復申請を行う予定だ」と説明した。議員は証明書類の申請日時などを尋ねたが、外交部は回答しなかった。

 康長官の長女は米国生まれで、2006年に韓国国籍を放棄した。 (中略)

質問に立った国民の党の朴柱宣(パク・チュソン)国会議員は「過去にも外交官が外国国籍の子女の国籍回復を条件に公館長に赴任した後、1年半引き延ばし、早期に帰任させられた例がある。4カ月近く書類準備中だとは、引き延ばしを図ったまま、任期を終えようという手ではないかと疑わしい」と追及した。
(引用ここまで)

 外交部長官就任時に、偽装転居、脱税、論文盗作、不動産投機とムン・ジェインが設定していた「5大不正」のうち、兵役逃れ以外のすべてで問題があったことで一騒動あったカン・ギョンファ。
 特に「子供が韓国籍を捨てて外国籍を選択した」ということが叩かれており、就任時に「娘に韓国国籍を復帰させる」と宣言していました。
 不動産投機は娘名義のものであり、偽装転居は娘の進学のためという部分が大きかったのですね。
 日本では蓮舫が二重国籍で糾弾されていましたが、さすがに家族の国籍までは問われないでしょうね。

 ですが、韓国では問題になるのですよ。
 ルールとしてそれが必要になるというわけでもないようです。
 なんとも理解できずにいろいろとニュースについているコメントやらなんやらを見てみた結果、どうも「気分」とか「空気」として「国務大臣は韓国国民から税金で給料をもらうのだから、その子女が韓国国籍を離脱しているなんてとんでもない」ということになっているようです。

 いつだったかくだらないバラエティの海外ロケが糾弾されたときに「こんなことで貴重な外貨を流出させるなんて」というコメントがついていて、韓国でのタブーのひとつとして「外貨流出」が気分として残っているということに驚いたものでしたが。
 それと似た構造がまだまだ韓国には貼りついている、ということでしょうね。
 そして、それをきっちりチェックして「約束はどうなっているんだ!」と責め立てる議員がいる(≒それがポイントになると考えている議員がいる)ということなのです。

 なにより一番の被害者はカン・ギョンファの娘。せっかく韓国国籍を棄てて、アメリカ国籍を取得できたというのに親の外交部長官就任で台無しになるんですから。
 2006年ということは子ブッシュ政権時代。
 二重国籍からの選択だったら簡単だったのでしょうが、いまのアメリカの雰囲気の中で国籍復帰させるのは大変そうですわ。

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2012/12/19
(中略)