朴政権 セウォル号報告時間を9時半から10時に改ざん=韓国大統領府(聯合ニュース)
韓国青瓦台(大統領府)の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長は12日、2014年4月に発生した旅客船セウォル号沈没事故の当日に朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)が最初に事故の報告を受けた時間が後になって改ざんされたことを示す報告書のファイルが見つかったと発表した。

 青瓦台国家安保室の共有フォルダーのファイルから前日に見つかったという。

 青瓦台は当時、朴大統領が事故当日の午前10時に事故の最初の報告を受け、同10時15分に最初の指示を出したと発表していた。しかし、今回見つかった報告書によると、実際は午前9時半に最初の報告を受けていたことが明らかになった。任氏は「事故から約半年後に作り直された報告書で最初の報告の時間が午前10時に変更されていた」と説明。「報告時間を30分遅くしたのは、報告を受けた時間と大統領が最初に指示を出した時間との間隔を狭める意図だったと判断せざるを得ない」と述べた。
(引用ここまで)

 「あと30分、大統領が早く指示を出していたら」みたいなコメントがセウォル号遺族会から出てますね。「あのときの1分は1時間にも等しいものだった」ですって。
 ネチズンのコメントは「パク・クネを吊せ!」「7時間半の空白の時間を追求せよ!」ってものばかり。

 ……本当に30分早く大統領からの指示が出てたら、なんか変わってたんでしょうかね?
 Wikipediaの経緯を参照してみると、セウォル号が事故を起こしたのが8時52分。
 10時17分にはほぼ沈没。この間、わずかに1時間25分。
 新たな事実として、大統領府に第一報がもたらされたのが9時30分。

 これが本当だとして。
 本当に30分早く大統領府からの命令があれば、なにかできたんですかね?
 海上警察がいち早く到達できたり、脱出できた人数が増えたりしたのでしょうか。

 事故本体と、その対処、後処理、さらには加藤達也氏への名誉毀損裁判や統営艦が出向できなかったオチも含めて、あの事故は韓国そのものの映し鏡ですよ。何度も何度も書いていますが。
 起きるべくして起きて、対処すべくようにして対処したのです。すべて「韓国流」で。
 韓国そのものの事故だからこそ、韓国人は絶望したのですよ。

 まるでパク・クネが空白の7時間(実際には7時間半)を生じさせなければ、救助されてた人間が増えたとか、ひいては「そもそも事故が起きなかった」みたいな言いかたをするのは現実逃避に他ならないと思いますけどね。
 ただまあ「報告を受けたのは10時でした!」なんていう虚偽報告自体も本当にくだらないですけどね。こんなをしているところ、そしてそれが暴露されていることも含めて、本当にあの事故は韓国そのものだったという思いを新たにしましたね。

降りられない船- セウォル号沈没事故からみた韓国
ウ・ソックン
クオン
2014/10/16