「傾きオフィス」をきっかけに建築主・施工のリスク申告義務化推進(聯合ニュース)
釜山の「傾きオフィス」事件をきっかけに、建築物工事管理・監督と災害リスク施設の住民保護を強化する制度の改善が推進される。
チェ・インホ議員室は、建築物の安全性を強化し、建設積弊清算のための方法、制度改善案を用意していると15日、明らかにした。 崔議員は建築主または施工者が建築物が災害リスク施設(Eグレード)であることを認知したり、確認した場合、これを直ちに地方自治体に届け出なければ処罰されるように法改正を推進する。

一方で大きく傾いている沙下区Dオフィステルの場合、建物が本格的に傾き始めた後も施工者と建築主が申告しておらず、地方自治体が一歩遅れて事実関係を把握した。
(中略)

Dオフィステルテルは、今年2月に使用承認が出る前から傾いていた避難命令が下される数日前から本格的に傾き始めたことが分かった。
現在沙下区と釜山地方警察庁調査を進めている。

去る9日、Dオフィステルの傾きは最高潮に達し、建物上端部が元のあるべき位置よりも105僂鯆兇┐拭しかし、復元作業が本格化し、11日の傾きは49.3僂埜詐した。
来る17日には、水平方向の傾きがほとんど回復して价碓未派元作業が行われている微調整が行われるものと沙下区庁は期待する。

沙下区にはDオフィスを除いても、追跡観察が必要な傾い建物が計6棟がある。
(引用ここまで)

 先日の「釜山の斜塔」を受けて、韓国で危険な建造物であると認識したら施工主等が地方自治体に届け出る義務が生じるという法律ができそうだ、という話。
 ……これまで義務がなかったんだ。
 以前から「韓国は安全係数を低く、ぎりぎり最低限にすることで成長してきた」という話をしてきましたが。
 その結実した形がセウォル号であり、テグの地下鉄火災であり、聖水大橋であり、三豊デパートなのです。
 ついでにパラオのKBブリッジもそうですね。

 それでも、これはすごいというか。
 これまでは(というか今でも)施工主が危険だと感じても、なにもしなくてよかったということですか。
 「安全」という言葉の持つ意味が日韓では異なっていそうですね。

 んで、その「釜山の斜塔」ですが、復元作業で傾きは最大時の半分になったそうです。
 で、明日に予定されている作業で水平方向の傾きはほとんど回復する……って、このビルそのまま使うんかい!
 入居希望者いるのかなぁ……。

 コメント欄で元ネタを教えていただきました。ありがとうございます。

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2017/3/10