K2戦車、外国製変速機を導入...ため息をついた現代ロテム(マネートゥデイ・朝鮮語)
防衛事業庁K2戦車2次量産事業に外国製変速機搭載を推進しながら、現代ロテムがため息ついていた。

15日の防衛産業界によると13日の果川防衛事業庁庁舎で行われた国会国防委員会の国政監査で、防衛事業庁は変速機メーカーであるS&T重工業が現規格による再検査を拒否することにより、1次K2量産に適用した外国製変速機と国産エンジンの構成案の技術実証を推進中であると明らかにした。

変速機の問題によって現代ロテムが支払うことになるK2戦車遅滞賠償金は、現在すでに合計1000億ウォンに達している。引き渡し時点と供給台数に応じて計算が異なりますが、現代ロテムが一日遅れるごとに負担すべき金額は、平均4億5000万ウォンに達する。2014年末9000億ウォン規模の受注した事業で規律10%を超える遅滞賞金が発生したが、引き渡しを完了するまで負担金の上限がないのが問題だ。

K2戦車事業は2019年までに合計106台を納品する契約で、斗山インフラコアがエンジン、S&T重工業が変速機を現代ロテムに納品し、戦車の最終組み立ては現代ロテムで進行する仕組みだ。
二重の意味でS&T重工業の変速機が問題だった。昨年12月には最初のK2を引き渡し開始予定だった。しかし、変速機が昨年1月からの性能試験を通過できずに、納品に支障が生じたのだ。
今年2月に6次性能試験まで行われたが、それでもまだ問題を解消できずに現代ロテムの負担額だけが増えている。慶南昌原現代ロテム工場にはパワーパックが搭載されていないK2電車ボディが50台放置されている状況だ。

防衛事業庁が外国製変速機を導入すれば、来年1月には防衛事業庁は現代ロテム側と納品の契約を新たに結んで早ければ2月から戦車生産が可能であるとしている。
現代ロテムの関係者は「まだ外国製変速機の導入が確定したわけではなく、防衛事業庁で検討するという立場」として「確定された場合、早ければ来年2月から新しい変速機を装着したK2戦車を生産することができる」と述べた。

問題はS&T重工業の変速機の問題で納品が遅れたが、遅滞賠償金は防衛事業庁と直接契約をした現代ロテムが責任を負う仕組みになっていることだ。S&T重工業自身には契約不履行の賠償金負担契約はない。

S&T重工業は、遅滞賞金を負担しても全体の受注額(9000億ウォン)を基準にした計算ではなく納品した変速機金額(692億ウォン)の中で負担すると主張する。この主張通り計算する場合、負担金額は受注金額の10%に過ぎないと思われる。
来年1月に変速機の交換契約を新たに結ぶも、今年の年末までに納品遅延で発生する遅延賠償金問題をどのように解決するかも問題だ。
業界関係者は、「防衛事業庁では遅滞賞金問題を一端脇に置いて、レンク製変速機をすぐに導入して納入を再開しようという立場である」とし「来年1月再契約時点で遅延賠償金問題についても一定部分免除を求めて現代ロテムと防衛事業庁の間の責任攻防が激しくなるものと見られる」と述べた。
(引用ここまで)

 S&T重工業がパワーパックのトランスミッション製造について完全にギブアップ。
 パワーパックを除いたどんがらだけがどんどん製造されていて、在庫がいっぱいいっぱいになってしまっている状況なのだそうですよ。
 戦車50台がそのまま放置されている工場というのはなかなか辛そうです。
 で、斗山インフラコアが製造しているエンジン自体はもうすでに生産されているので、ドイツのレンク社製変速機を合わせてパワーパックの量産をしてしまおうということになったとのこと。

 ま、賠償金が1日に4500万円に達する(かつ最大で調達費用の何割まで等の上限もなし)であることも加えて、ここまでは既報
 レンク社製のトランスミッション採用が実現することになって来年2月あたりから量産フェーズに入るということなのですが。
 なんかもうそれですべての問題は解決したも同然、みたいな話になっています。

 ユーロパワーパックですでに採用されていて、かつK2に搭載実績のあるトランスミッションですから。
 でも、相方のエンジンは異なるわけですからね。
 「S&T重工業製のトランスミッションは耐久テストをパスできずに壊れた」のですが、その故障の原因がトランスミッションだけにあるともかぎらない。
 ……まあ、トランスミッションに問題がある可能性が一番高いのは確かですが。

 実際に「ドイツ製パワーパックでも問題は生じている」らしいですからね。
 さらなる問題は、一端故障してしまうと韓国軍は手を出せずにユニットごとドイツ送りにするしかないということ。
 上記の故障した一次生産分のK2に搭載されていたパワーパックは今年の4月にドイツに送って、10月に戻ってきたそうですよ。
 余剰部品を持っておいてパワーパックごと交換するというのが一番よいかな。
 そうすると輸出するときのサポートをどうするんだって話もあるのですが。
 ま、輸出時におまけでパワーパックを余計につけておくとかしておけばいいんじゃないですかね。輸出が成功するのであれば、ですが。

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毒島 刀也
SBクリエイティブ
2009/9/15