米軍第7艦隊管轄海域 空母3隻態勢に 北朝鮮への圧力強化か(NHK)
アメリカ軍は、北朝鮮情勢への対応に当たっている第7艦隊の管轄海域に、空母「セオドア・ルーズベルト」に続いて「ニミッツ」が入ったと発表し、西太平洋からインド洋で活動する空母は、「ロナルド・レーガン」も含めて3隻となりました。

アメリカ軍は25日、空母「ニミッツ」と5隻のミサイル駆逐艦などからなる第11空母打撃群が、中東での任務を終えてインド洋周辺の第7艦隊の管轄海域に入ったと発表しました。 (中略)

第7艦隊は、空母「ニミッツ」の今後の活動について、「管轄海域を通じ作戦への支援に備えることになる」としていますが、具体的な計画については明らかにしていません。
(引用ここまで)

 空母ニミッツが第7艦隊管轄区域に入ってきて、空母ロナルド・レーガン、空母セオドア・ルーズベルトと3隻の空母が同一の管轄区域に存在することになりました。
 以前から複数の空母が集結することは戦争開始のサインだという話をしています。
 3隻の空母が来ることがあれば大事(おおごと)だ、とも書いています。

 ただ、まだ第7艦隊の管轄区域に3隻の空母がいるというだけで、朝鮮半島海域ではない……という言い訳はできますかね。
 第7艦隊の管轄区域は西端はインド洋からで、東端はアラスカの西側からこっちの西大西洋。南半球まで入っているので相当に広大です。
 なので単純に「第7艦隊区域に加わった」だけでは、なんともいえないのですね。
 実際にニミッツがどこへ行くのかは明らかにされていません。

 一方、もしニミッツが朝鮮半島海域にきたとするとこれはかなりシグナルとしては濃厚なものになります。
 空母カール・ビンソンも含めると当該海域での訓練経験がある空母は4隻になります。
 イラク戦争、湾岸戦争では投入された空母は6隻。どちらも地上戦あり。
 以前から「対北朝鮮では(中国に配慮して)地上戦はない、あっても斬首作戦等の特殊部隊が上陸するのみ」と言われています。
 その場合、空母をはじめとした打撃群の数がイラク戦争や湾岸戦争と比べたときに増えるのか、減るのか微妙なところ。

 ただまあ、確実に時計の針は進んでいるということは言えるでしょう。

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毒島 刀也
SBクリエイティブ
2016/11/15