駐日韓国大使、天皇訪韓について「韓日関係に大きく寄与するだろう」(中央日報)
李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使が赴任を控え、記者団を交えた懇談会の席で天皇の訪韓について肯定的に評価した。

25日、李洙勲大使は明仁天皇の訪韓に関して「韓日関係の改善に大きく寄与するだろう」としながら「必ずそうなってほしいという願いがある」と述べた。

続いて「天皇訪韓問題は、天皇が日本を象徴的に代表する方なので指導者と言えるが、そのような方が韓国を訪問すれば韓日関係を雪解けのように溶かすことに大きく寄与していただけるのではないか」と付け加えた。

また「私が日本に行き、そのような良いことが起こるような政治的環境と雰囲気づくりに努力しようかなと思う」と述べた。

一方、文大統領の年内の訪日に関しては「大統領に会って『日本に来るべきです』と申し上げたところ、大統領は『何か日本に行けない理由でもあるだろうか。いつでも行けるとも』と答えた」と伝えた。

李大使は今月31日、東京に赴任する予定だ。
(引用ここまで)

 先日、朝日新聞のインタビューで韓国の首相であるイ・ナギョンが「退位前に訪韓を」と述べていましたね。

 両国関係の雪解けになるだろう、みたいな話をしていましたが。
 このイ・ナギョンは東亞日報の記者時代は東京特派員であり、議員時代には韓日議員連盟の幹事長等を務めたということで知日派とされている人物です。
 かつてそうだった、というだけで現在の日本の空気を知っているわけではないのですね。

 イ・ミョンバクの天皇謝罪要求発言があり、それに対して宮内庁からは「これで訪韓は100年遠のいた」という非公式なコメントがありました。
 イ・ミョンバクのあの発言があった上で訪韓するということは、訪韓時にはそうすることを求められているという解釈をせざるをえない。

 2015年には朝日新聞の世論調査で「天皇が韓国を訪問することに賛成ですか、反対ですか」という質問があって、賛成が39ポイント、反対が42ポイントでした。
 朝日新聞の世論調査ですらこの数字。
 日韓関係の雪解けのためなんていうことへの代償としては、払う犠牲が大きすぎるのです。
 かつ国民のコンセンサスも得られていない。

 万が一事態があったら、取り返しのつかないことになるのです。
 アメリカ大使ですら傷つけられるあの地でなにかあったら……と考えただけで寒気がします。
 日韓両国のために天皇陛下の訪韓なんてないほうがよいのですよ。

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