高速公共交通機関のハイパーループモデルデビュー... UNIST製作(聯合ニュース・朝鮮語)
蔚山科学技術院(UNIST)で製作した次世代高速公共交通機関のハイパーループ(U- Loop)のモデルがデビューを示す。

UNISTは、独自の製作したハイパーループモデルを26日、蔚山ロッテホテルで開かれた第7回公共交通機関の国際政策フォーラムと技術・産業展示会で披露した。
イ・ジェソン機械航空および原子力工学部教授をはじめとするUNIST研究者は、ハイパーループの主要な概念である真空管、浮上、リニアモーター駆動などを小さなスケールで実現した。

まだモデルのステップが重要な原理に基づいて、実際の駆動する姿を見せてくれる。

今回のモデルは、空気抵抗を減らすために、チューブ内の真空を実際の運転条件である1千分の1気圧レベルの亜真空状態に維持する。

また、車体の負傷のために永久磁石を利用しており、車両の推進のためのモータは、一般的な回転モーターではなく、直線誘導電動機(Linear Induction Motor)を使用している。
(引用ここまで)

 ……なにこれ。
 いや、まあ韓国版ハイパーループなんでしょうけど。
 記事中では浮上、推進に電磁石を使う、いわゆるリニアモーターカー方式のものであるということになっているのですが。
 動画を見てもらいましょうか。時速10kmだそうです。


 上の動画からキャプチャしたものがこの画像なんですが。

koreanhyperloop_3

 ……なんで車両の先頭に吸気ファンついてんの。

 そして真空空間でなにを吸気するのだ。
 形状的にはアメリカでイーロン・マスクがぶち上げているハイパーループワンでは打ち棄てられた空気浮上、空気推進型にしか見えないのですが。

 浮上は永久磁石でやっているっぽいですね。本当に真空なのかどうかは誰も確認できません。
 推進方式はリニア……なのかなぁ。まあ、実証試験のために14億ウォンの予算が計上されたとあるので、それはこのモデルに使われたのでしょう。
 動画を見るかぎりではトミカのプラレールくらいの大きさに見えますが、実際にはけっこうな大きさがあるもののようですよ。

高速公共交通機関のハイパーループモデル制作チーム(聯合ニュース・朝鮮語)

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 ちなみに「次世代高速鉄道はハイパーループできまり! 新幹線もリニアも一気に時代遅れ」みたいなバカなノリになっているところもありますね。
 ハイパーループは原則1両のみ、それも最大席数30人ていどのものです。で、この1編成を往復させるだけしかできない。
 「プライベートジェットを買うほどではないけども、移動時間を短縮させたい」という高給層に向けてのプレミア交通手段ですよ、これ。

 韓国で果たしてそんな需要があるんですかね? 財閥の会長・副会長クラスはドアトゥドアで使えるヘリを使うと思われます。
 ソウル−釜山間が20分っていっても、公共交通機関なのですから「駅に行くまでと駅から目的地に行くまで」はそれなりに時間がかかるわけです。
 アメリカのそれも含めて、需要が謎なのですよ。イーロン・マスクは自社の地下に駅作るつもりらしいですが(笑)。

 のぞみのN700系は1323人、はやぶさのE5系は731人、リニア新幹線(仮)も1000人ていどで構想中。東京発大阪行きののぞみは最大で毎時10本。
 桁がふたつ違います。

 韓国版ハイパーループの話題に戻ると、初年度でコンセプトを固め(おそらくこれ)、2-3年で詳細設計完了、4年目にはテスト、5年目には真空チューブを駆ける姿を見ることができるのだそうです。
 去年の報道によると。
 2020〜2021年には韓国で真空チューブを駆ける未来列車に乗れますよ!
 車両の先頭にはなにに使うのかよく分からないファンがついてますけどね。

ハイパーヨーヨー ハイパーループ(オレンジ&グリーン)
バンダイ
2011/1/12