米国、日本・豪州・インドとの連携を強調…韓国には言及せず(中央日報)
ホワイトハウスのアジア担当選任補佐官を務めたデニス・ワイルダー・ジョージ・ワシントン大教授は27日(現地時間)、香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)のインタビューで、「米国の新しいアジア政策のキャッチフレーズは『自由で開かれたインド洋・太平洋地域』」とし「この構想は米国・日本・豪州・インドの4カ国間でかなり以前から議論されてきた」と明らかにした。 (中略)

これに先立ちアリス・ウェルズ米国務次官補代行(南・中央アジア担当)もこの日、ホワイトハウスで記者会見し、トランプ政権の新しいアジア政策を説明しながら「米国とインドは民主主義、透明性、航行の自由、経済開発などの価値を共有する国」とし「我々は日本、豪州など重要な同盟国と共にこの価値をインド洋−太平洋全域に広めなければいけない」と強調した。続いて「米国と日本、インドはすでに定例合同海上訓練『マラバール』を毎年実施するなど生産的な3カ国協力を強化してきた。3カ国が共有する価値をみると、豪州も自然に友邦になるだろう」とし「価値を共有する4カ国間の実務級会談を近く開くことを検討中」と説明した。しかしウェルズ代行は価値を共有するアジア・太平洋の国に韓国を挙げなかった。
(引用ここまで)

 海洋国家をこっちに引っ張り込んで、大陸国家を囲いこむという考えかたは常套手段。日米豪印の他にベトナムがわりと大きな役割をするのではないかなと。
 中国がスリランカ、パキスタンと周辺国を借款で囲いこんでいるので、インドとしてもその対抗策をとらなければなりませんし。
 中国が台湾海峡を支配するつもりなら、インド洋を締めてやるっていう考えかたでしょうね。
 オーストラリアは資源国として中国ともやっていく必要があるので、なんとも信頼しがたいのですが地政学的には唯一の存在ですしねぇ……。
 ベトナムはこれから東南アジアの要衝となれる可能性のある国です。対中国の利害関係もはっきりしていますし。

 え、韓国?
 うん……まあ、これは太平洋−インド洋の話ですから。
 っていうか、要するに「向こう側」だから言及されていないのですよ。それ以前に存在感が小さいというのもありますが。
 どうも韓国には「中小国からは尊敬されるべきだし、大国からは大切に扱われるべき」という自尊心があるっぽいのですよね。

2012紳士の国

 自分の振る舞いがそんなものにふさわしいかどうかまったく関係なしに。
 韓国版でも同じ記事が配信されていますが、それに対するコメントはほぼ諦め状態。

アメリカ、新しいアジア政策は、米・日・豪・印4の各協力... 韓国は?(中央日報・朝鮮語)

「私がアメリカの大統領でも情報漏洩の危険がある韓国は組み入れないだろ」
「韓国が防弾青年団とかやっている間に国際情勢はこんなことに。釜山での空母反対デモがアメリカに拡散しているっていうのに……」
「政府の人事を見れば米国が信頼をすることができない人々ばかり。親北する人間が政権を取っているし、米国は、当分の間の距離を置くだろうと見る」
「完全にパッシングされている。駐韓大使は9ヶ月空席なんだぞ?」

 ……といったところ。
 まあ、でもムン・ジェインにはホワイトハウスでファンクラブができているので、米韓関係は万事上手くいっているはず。問題ないですよ!

最後の超大国インド 元大使が見た親日国のすべて
平林博
日経BP社
2017/6/22