THAAD:米補佐官・司令官、康外相の「三不」発言に警告(朝鮮日報)
 米国のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は2日(現地時間)、米ワシントンで行われた本紙をはじめとするメディアとのインタビューで、「THAADの韓中合意についてどう思うか」との質問に対し、「私は韓国がその3つの領域で主権を放棄するとは思わない。(韓国の康京和〈カン・ギョンファ〉)外交部(省に相当)長官の発言は確定的(definitive)なものではないと思う」と答えた。これは、韓中両国のTHAAD協議発表後、ホワイトハウスが直接示した最初の反応だ。マクマスター補佐官の発言は、中国側が「するな」と要求した3つの事項を韓国が本当に放棄するつもりなら、これは「主権放棄」に該当し、米国も同意できない、という警告だと解釈できる。
(引用ここまで)

 楽韓Webでも「え、これ中国の主権侵害というよりも韓国自らの主権放棄だよね?」というように書いて、その違和感を表しまたが。
 アメリカでも同様に受け取られている。
 マクマスター大統領補佐官のこの表現がまた微妙でして。

 「一般的に聞けばこれは主権放棄であるように見えるが、韓国が本気で主権放棄などするとは我々は思っていない」

 という内角ギリギリのところを攻めている言葉。
 翻訳すると「なんの考えもなしに中国に従ってんじゃねえぞ」くらいの意見ですね。
 そしてアメリカ政府の大統領補佐官がインタビューで述べたということは、そのままホワイトハウスとしての意見はこうだということを述べたと解釈して間違いないでしょう。

 軍事同盟国を結んでいるはずの国が、軍事において他国と勝手な約束をして主権を放棄してしまう。
 しかも、トランプ大統領の訪韓寸前に。
 「日本が軍事大国化することを認めない」「三国同盟には発展させない」と発言のあったシンガポールでのインタビューでムン・ジェインは「米国との外交を重視しながらも、中国との関係も一層堅固にするバランスのよい外交を目指したい」なんて発言もしたそうです。
 ノ・ムヒョンのバランサー外交を継承しているということですか。

 ちなみにノ・ムヒョンは当時のゲーツ国防長官に「おそらくちょっと頭がおかしい人物だと思った」と評されていたのですけどね

イラク・アフガン戦争の真実 ゲーツ元国防長官回顧録
ロバート・ゲーツ
朝日新聞出版
2015/11/20