朴炳鎬が韓国復帰へ KBOで2年連続50発も…MLBでは通算12本塁打に終わる(Full-Count)
 ツインズの韓国人スラッガー、朴炳鎬内野手がKBOのネクセン・ヒーローズと契約を結んだと韓国メディアなどが報じている。鳴り物入りでメジャー入りしたが、結果を残すことができず、わずか2年で母国に復帰することになった。

 朴は2014、15年とネクセンで2シーズン連続50本塁打以上(52本、53本)をマーク。KBOで4年連続本塁打王&打点王、通算210本塁打の実績を引っさげ、ポスティングシステム(入札制度)を利用して2015年オフにメジャー移籍し、1285万ドル(約14億3000万円)で交渉権を獲得したツインズと4年総額1200万ドル(約13億3600万円)の契約を結んだ。

 ルーキーイヤーの序盤戦は飛距離のある本塁打を次々と放り込んだが、次第に当たりが止まり、6月にマイナー降格。その後はメジャーに昇格できず、今年2月にはメジャー40人枠から外されて、実質“戦力外”となっていた。今季は1度もメジャーの舞台に上がれず、3Aでは111試合出場で打率.253、14本塁打、60打点に終わっていた。 (中略)

 残りの給料も支払うことになれば、ツインズは入札金と合わせて朴に総額1935万ドル(約21億5600万円)を費やしたことになるが、メジャー通算62試合出場、打率.191、12本塁打、24打点という成績で母国に戻ることになった。
(引用ここまで)

 「パク・ビョンホが通用しなかったら韓国人スラッガーはメジャーリーグで未来永劫通用しない」くらいの勢いで渡米したのですよ。
 っていうのも、渡米前の4年間連続で打点・本塁打の二冠王。
 特に渡米直前の2年間は本塁打が52本、53本、打点に至っては124打点、146打点と韓国リーグでも史上最強レベルの数字を叩き出していたスラッガーなのです。特に2015年の146打点は史上1位の数字。
 とはいってもここ何年かの韓国野球はとんでもない打高投低が定着しているのですが。
 まあ、それでもこの数字は飛び抜けていい数字でした。

 で、そのパク・ビョンホが3Aでもまともに通用せずに帰国の途についた、ということです。
 まあ、打者タイプにもよる部分があったかもしれませんが。
 それにしたって4年連続の二冠王がメジャーでまともに通用したのは1ヶ月ちょっとというのは韓国野球にとって衝撃的でしょうね。
 それだけメジャーのスカウティングはすさまじい勢いで打者を分析し、ピッチャーもそれに応じた投球ができるということでもあり、打者もそれに対してまた適応していかなければならないという果てない追いかけっこを延々と続けているのですね。
 17年間在籍し続けているイチローが化け物たる所以が分かります。

 最後に年俸を支払わなければならないとありますが、韓国では投手三冠だったもののメジャーに通用せずに帰国したユン・ソクミン同様、1ドルとかそういったレベルの移籍料が支払われて終わりなんじゃないですかね。
 残り年俸を払うにしても払わないにしても、ミネソタ・ツインズとしては大失敗で終了。
 そういえば、やはりメジャー挑戦をしていて、契約でマイナー降格拒否権を持っていたためにマイナーには落ちなかったキム・ヒョンス(韓国では首位打者経験あり)も帰国の途についたそうです。

 来年にメジャーにいる韓国人はチュ・シンスとリュ・ヒョンジン、あともしかしたらオ・スンファンがいられるかどうかってところです。
 
セイバーメトリクスを扱った本の中ではかなり面白い部類に入ります。フレーミング大事。
ビッグデータ・ベースボール 20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法 (角川書店単行本)
トラヴィス・ソーチック
KADOKAWA / 角川書店
2016/3/17