韓国国会「韓日慰安婦合意の廃棄要求」決議案発議(中央日報)
29日、国民の党のチョ・べスク議員などは国会で記者会見を行って2015年12月韓日外交部長官が共同記者会見を通じて公表した合意は慰安婦被害者と韓国国民に怒りと深い失望感を抱かせたとし、必ず廃棄されなければならないと主張した。

チョ・べスク議員など19人の議員が発議した決議案によると、韓日政府間合意が被害当事者の意思を十分に反映しておらず、人間としての尊厳と価値を保証され、国家と外交的に保護されなければならない権利を侵害したため、無効だと宣言した。

また、日本政府は旧日本軍「慰安婦」被害が戦時に旧日本軍主導の下で強行された反人権的性暴行犯罪であることを認め、被害者に対する公式謝罪と法的責任を履行するように求めた。

また、韓国政府は裏面合意の疑惑が提起されているだけに、日本との合意過程の文書を直ちに公開し、合意に対する即時廃棄を確認した後、迅速に再交渉することを呼びかけた。
(引用ここまで)

 きましたね。
 立法府である国会は政府への干渉は最低限度のものしかできませんが。
 まあ、こうして決議案を出したりすることで圧力をかけることは可能です。
 意外だったのは、中道左派の国民の党が出してきたこと。
 中道左派といっても「ムン・ジェインと比べれば」中道ということであって国民の党の方向性は充分にヒダリがかっていますけども。
 ともあれ与党である共に民主党ではなく、アン・チョルスが率いる国民の党が出してきたわけです。
 もちろん、国民受けを狙っている部分は少なくないでしょう。

 慰安婦合意については政府主導のタスクフォースが7月末に立ち上がって、慰安婦合意の検証を行っています。

慰安婦合意検証するタスクフォース発足 年内に結果=韓国(聯合ニュース)

 外交部長官直属のタスクフォースとして、年末までに結論を出してどのように取り扱うかというアドバイスを政府に行うということになっています。
 つまり、このタスクフォースが結論を出すまで最長であと1ヶ月。
 政府、および与党によって結論が出される前に、国民の党としてこうして決議を出した。先んじて合意を破棄しろと言い出したのは我々だということにしたいのでしょう。

 破棄するっていうならそれはそれで面白いことになりますし、合意を遵守するというのであればそれはそれでよし。
 韓国では茶館に言われいている「裏合意」とやらがあったということにしたいのなら、それも面白そうな話です。
 ムン・ジェインの訪中と慰安婦合意のタスクフォース。年内というか、あと1ヶ月しかないのにこんな大きなイベントが残っているのですね。

韓国人の皆さん「強制連行された」で本当にいいの? (扶桑社BOOKS)
杉田水脈
扶桑社
2017/10/10