国賓訪問の文大統領を次官補級が出迎え、中国の意図的冷遇か(朝鮮日報)
THAAD:中国、「国賓」文大統領と李克強首相の午餐を拒否(朝鮮日報)
 中国はこの日、北京首都国際空港に到着した文大統領の出迎えに、孔鉉佑・外務省部長助理(アジア担当)、邱国洪・駐韓中国大使夫妻らを派遣した。

 2003年7月の盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の訪中時は王毅・外交部副部長(当時、以下同じ)、08年5月の李明博(イ・ミョンバク)元大統領のときは武大偉副部長、13年6月の朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領訪中時は張業遂・筆頭副部長がそれぞれ空港で出迎えた。

 韓国大統領府(青瓦台)は孔鉉佑部長助理が空港で出迎えたことについて、武大偉・前外交部長の退職後から副部長の座が空席になっていることを理由に挙げ、外交上問題にはならないとの立場を示した。

 青瓦台の関係者はまた、孔鉉佑氏は韓中関係改善に向けた10月31日の韓中合意の担当者だったと説明し、孔鉉佑氏の出迎えが問題に当たらないことを強調した。
(引用ここまで)
 しかし、今回の文大統領の訪中では共同声明も共同報道発表もない。両国の立場をそれぞれが整理し、別々に発表する線で首脳会談の結果が公表される見通しだ。理由はTHAAD問題での立場の差だ。中国は共同声明にTHAADに反対する中国政府の立場とそれを「認識する」という韓国政府の立場を盛り込むよう要求したが、韓国が反対したためとされる。 (中略)

 しかし、中国は文大統領と李首相が15日に行う会談の日程を調整する過程で当初計画していた昼食会を午後の遅い時間に延期するなど、国賓としての訪問の格とは不釣り合いな態度を見せたという。文大統領は先月、フィリピンで李首相とあいさつを交わしており、今回は昼食会でTHAAD報復の撤回を遠回しに要求するなど、突っ込んだ対話を行う構えだった。しかし、中国は昼食会の時間を遅らせると通告してきた。文大統領の他の日程も順延された。
(引用ここまで)

 「国賓」であるムン・ジェインを次官補級がお出迎え。
 中国の序列ナンバー2である李克強首相は、ムン・ジェインとの午餐を拒否。
 そして既報のように共同記者会見、共同声明発信も拒否

 さらに「ヒュンダイ自動車副会長はじめ、総勢220社以上の経済使節団を組み、ムン・ジェイン大統領に同行する」とのことでした。
 なんでも「過去最大級の経済使節団」だそうです。

韓国大統領の訪中、関係修復へ北朝鮮問題など協議へ(ロイター)

 ですが、中国側からは意思決定権のある会長クラスではなく副社長クラスが出迎えている模様。
 シャオミ、シノペック(中国石油化工集団)、ファーウェイといった中国を代表する企業が押し並べて同じ対応だそうで。

「中国、国賓招待しておいて、このような粗末な……」(毎日経済・朝鮮語)

 「国賓」として招いておいてこの扱いはなにごとか、と韓国では沸いている模様。
 ついでにいうと韓国メディアもすげなく扱われているとのこと。

 なんとか中国側からはTHAAD問題について取り扱わない、という話はついたようですが。
 その代償がこれ。
 韓国の国家元首は三跪九頭叩しながら三不の内容を唱えないとこういう扱いになりますよ、ということですね。

今日まで半額です。
「三面楚歌」にようやく気づいた韓国 早読み 深読み 朝鮮半島
鈴置高史
日経BP社
2015/3/5