韓国野党代表「慰安婦問題? 今は韓日米自由主義核同盟を結ぶ時」(中央日報)
洪代表は日本メディアが尋ねる慰安婦問題について「主題を曇らせるのは正しくない。北核への共同対処案を見つけるために日本を訪問した。ただ、亡くなった私の父は日帝強占期に徴用され、8カ月後に生きて帰ってきたと話した」と答えたという。また「我々に重要なのは次世代のための同盟であり、過去に埋もれて未来を眺めることができないのは指導者の姿勢ではない」と主張した。

続いて「いま5000万人の国民が北核の人質になった状況で、朝中露の社会主義核同盟に対抗して韓日米が自由主義核同盟を結ばなければいけない時だ」と強調した。 (中略)

韓国記者らとの朝食会で、文在寅大統領の中国訪問と成果を批判しながら「経済使節団を率いて皇帝就任式に朝貢外交をしに行ったものであり、その以上でも以下でもない」という発言をした。これに対し一部では、洪代表が普段から毒舌家である点を勘案しても度が過ぎるという指摘が出ていた。
(引用ここまで)

 む、これを押し出されると日本は却って困るのです。
 「普通の国同士の未来志向な関係」を築きましょうと言われて接近されるのが、現状の日韓関係で最悪のパターン。
 この話だとお互いに細かい話では差異があっても、「友好」の美名のもとに抵抗がしづらい。

 とはいえ、このホン・ジュンピョは大統領選挙では 慰安婦合意は破棄しないまでも「日本には深い反省が必要」とか言っているので、慰安婦合意バリアーは有効なのですけどね。

 そして、なにより韓国人の国民意識が許さないでしょう。
 慰安婦問題によって道徳性で高い位置にいるはずの韓国人に対して謝罪をしない日本人を許さない。
 まあ、実際には彼らが許しておらず、呪い続けているのは「抵抗せずに併合された父祖ら」であって、日本人はそのとばっちりを受けているに過ぎないのですが(とはエドワード・ルトワックの談)。

 なので、このホン・ジュンピョの対日外交政策は国民的同意を得ることなく、萎れていくこと間違いありません。
 それ以前にこの外交政策自体がムン・ジェインに対抗するためだけのものですし。

 ただ、本当に胆力のある政治家が日本に対して「未来志向で」と言い出し、慰安婦合意を遵守するようなことがあったら現在の安定的かつマネージされた日韓関係は一瞬で破壊されてしまうのです。
 とりあえず、現状ではそういった政治家は韓国には見当たらないので安心ではあります。
 ただ、そういった紙一重の関係性であることは把握しておいたほうがいいかも知れないですね。
 
 あ、それと「ムン・ジェインの訪中は朝貢外交」っていうのは毒舌でもなんでもない、ただの事実の指摘じゃないかと思います。