「違法駐車見逃して」…拒否され駐車監視員の車に体当たり(朝鮮日報)
最低賃金を要求して「窃盗犯」に追い込まれたコンビニアルバイト「無嫌疑」(聯合ニュース)
 自営業者の男(53)が9月25日、ソウル市江南区内の住宅街で、自分の車に「駐車違反ステッカー」が貼られているのを見つけた。取り締まりを終えた同区の駐車監視員が車に乗って出発しようとしていたところだった。この自営業者は走っていき、閉まっていた窓をたたいて「少しの間だけ事務室に寄ってきたところだ。一度だけ見逃してほしい」と言った。だが、駐車監視員は自営業者の要求を拒否した。

 すると、現場を立ち去ろうとした駐車監視員の車に自営業者がぶつかってきた。そして一言、声を上げて座り込んだ。そして立ち上がると、携帯電話機で駐車監視員を撮影し、脚を引きずって「通報する」と叫んだ。保険会社は一般的な交通事故だと判断、診断書などの書類だけを見て自営業者に保険金100万ウォン(約10万円)を支給した。自営業者に科せられた違法駐車の罰金は4万ウォン(約4000円)だった。

 しかし、駐車監視員は警察の取り調べに「(自営業者は)『罰金を払うのは嫌だ』と抗議中に故意にぶつかってきて、オーバーアクション(大げさな動き)をした」と悔しさを訴えた。警察は、駐車監視員の車のドライブレコーダー映像を分析し、自営業者が徐行する車の前に走ってきて立ちはだかった様子を確認した。ソウル・水西警察署は、虚偽の交通事故を通報して保険金を手にした容疑で自営業者を書類送検したと20日、明らかにした。

 飲酒運転をしたドライバーに対して保険金詐欺を働いた駐車場係員も摘発された。ソウル市江南区駅三洞で駐車場係員をしていた男(50)ら2人は昨年7月、酔ったドライバーが通行人の女性をひいて逃走する様子を目撃した。この車は駐車場係員ら2人がいた方向にバックし、2人のすぐ横を走り去っていった。女性が警察に通報すると、2人は車と接触もしていないのに「私たちも被害者だ」と主張して保険金としてそれぞれ100万ウォンを手にした。
(引用ここまで)
自分が働くコンビニで商品を購入した後、無意識にビニール袋を使用したことで店主から窃盗申告を受けたアルバイトに対して警察が容疑がないと結論した。清州興徳警察署は16日、A(19・女)某の窃盗容疑について「容疑なし」に終結したと発表した。

警察関係者は「被害額が40ウォンとわずかで不法に取得しようとした意思もないと判断され、疑いなしで事件を終結した」と説明した。 当初コンビニ店主が主張した被害額も誇張されたことが分かった。 コンビニ店主はこの10日に112(訳注:犯罪通報番号)窃盗申告をしながら、「Aさんがビニール袋50枚(1千ウォン相当)を盗んだ」と主張した。

しかし、警察が調査して明らかにAさんの使用ビニール袋は、わずか2枚だけだった。 防犯カメラ分析の結果、Aさんは4日午後11時50分頃、コンビニアルバイトを終えた後、1枚あたり20ウォンのビニール袋2枚を使用した。 この日の午後5時から深夜までアルバイトを終えたAさんはおやつに食べるお菓子を買って清算した後、販売台のビニール袋に入れたものである。

警察の調査では、Aさんは「物を買って、思わずビニール袋使っただけで盗む意図はなかった」と述べた。コンビニ店主は警察で「契約期間のすべてを満たさず辞めるという言葉に怒ってビニール袋を盗んだと申告した」と述べたと伝えられた。 Aさんは去る9日の賃金をきちんと受けていないことを置いて「最低賃金を計算してくれ」と要求してコンビニエンスストアを辞めた。店主は翌日、Aさんをビニール袋窃盗容疑で申告した。

労働界はコンビニ店アルバイトに「報復性申告」をしたことに反発、抗議集会を予告した。非正規職のない忠北づくり運動本部は18日午前11時、Aさんが働いていたコンビニの前で集会を開き、店主の謝罪を要求する計画だ。 この団体の関係者は「正当な賃金を要求するアルバイトを窃盗犯に追い込ん警察に通報することで報復したことに対して店主が公式謝罪しなければ不買運動を繰り広げるだろう」と述べた。
(引用ここまで)

 虚偽告訴、いわゆる誣告罪についてほぼ同じ構造を持つ事件2つ。
 以前から日本に比べて韓国では偽証と誣告が異常なくらいに多いという話は出ていたのですが。
 このふたつを並び立てることにちょっと疑問があったのですよ。
 偽証に関しては完全に「ウリとナム」のウリ(身内感)で説明がつくのですが、誣告罪については「ナムだから虚偽告訴で訴える」というのは成り立たないよなー、と感じていたのです。

 ちょうどこのふたつの記事が出てきたことで「ウリとナム」のような文化的背景ではなく、「怒りを抑えられない」韓国人の性質に由来するものではないかなぁ……と感じるようになりました。
 聯合ニュースの日本支社長は「韓国人は酒を飲んでけんかをして、それでストレスはすべて解消する」とか言っていましたが。
 そんなコミュニケーション方法があっていいわけないのですよね。ちなみにそれをまんまやったハンギョレ新聞の記者がけんか相手の記者を撲殺していましたっけ。
 怒りは残るし、それが暴走する社会なのです。

 ところどころに「ウリであれば身内で守るが、ナムであればなにをしても構わない」という部分が散見できますが、それよりは「怒りを抑えきれずに誣告」というパターンでしょうね。合わせ技的な部分もなくはないですが。
 過去エントリでの「異常なくらいに多い」という記事では、人口あたりの誣告罪件数は日本の542倍でした。

 朝鮮日報あたりがよく「こんな社会では先進国とはいえない!」と叫んでいたりするのですが、そもそも「韓国が先進国である」ということ自体が勘違いなのです。
 韓国も公を優先する社会になれれば変わるだろう……そんなふうに考えていた時期がわたしにもありました(AA略)。

韓国人に生まれなくてよかった
武藤正敏
悟空出版
2017/6/1