<平昌五輪>体感温度氷点下20度と戦う「シベリア開幕式」(中央日報)
来年2月9日に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開幕式を直接観覧するには寒さとの戦争を覚悟しなければならない。氷点下10度の気温で野外で少なくとも5時間は激しい風に吹かれることになる。

気象庁によると、平昌五輪が開かれる期間(2月9〜25日)に江原道平昌郡(カンウォンド・ピョンチャングン)の平均気温は氷点下4.8度だ。平均最低気温は氷点下9.8度に下がる。平均風速は1秒当たり4.6メートルだ。風が強い方で体感温度は氷点下15〜17度まで下がる可能性が大きい。ここ5年間、2月9日この地域平均気温は氷点下4度〜氷点下11.7度だった。最低気温は氷点下6.8度〜氷点下20.3度に達した。体感温度が氷点下12度〜氷点下25度まで下がる可能性があるということだ。 (中略)

平昌五輪の開・閉会式は気温が落ちる夜8時に始まる。五輪主管テレビ局である米NBCがこの時間帯の開催を要求した。昼間に開けば米国東部時刻で早朝になり視聴率が落ちることを懸念したためだ。これを受け、平昌五輪の開・閉会式は米国東部時刻で午前6時に始まる。

一般観衆は午後4時30分から入場できるが、行事は大体夜10時に終わる。長くて5時間30分間野外で激しい風を吹かれる必要があるということだ。先月4日、平昌五輪の開・閉会式場で開かれたドリームコンサートでは気温がプラス3.4度(風速秒速8メートル)だったが、低体温症患者が6人も発生した。 (中略)

ドリームコンサートで寒さによる患者が発生すると、平昌五輪組織委員会は寒さ対策を立てた。しかし、屋根を覆わない限り、準備できる対策は限られる。まず北西風を遮断するために防風膜を設置し、一般観覧客座席の周辺にはLPGヒーター40台を配置することにした。防寒用品5種セット(雨具・膝毛布・ホットパック座布団・手ホットパック・足ホットパック)と共に熱い飲み物も配ることにした。ロイター通信は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領はドナルド・トランプ米大統領と習近平中国国家主席、安倍晋三首相など各国のVIPを招く予定だが、彼らには一般観覧客よりはもう少し大きくて厚い毛布が提供されるだろう」と明らかにした。

平昌組織委文化行事局のキム・ドクス開・閉会式チーム長は「寒さを防ぐためにより良いアイデアを考えているが容易ではない。結局、個人的に寒さに備えることが重要だ。防寒対策キャンペーン映像を準備している」と話した。オ・ヒョンジン医師も「体温を保護するためには下着を着てホットパックを中心体温部位に付け、持ち歩く必要がある。帽子も必ずかぶらなければならない。指先、つま先の小さい血管は壊死(凍傷)の可能性があるため、手袋や靴下も暖かいものに準備しなければならない」と話した。
(引用ここまで)

 最初に開会式の寒さについて懸念の報道が最初に出たのが今年の5月
 そのときには「なんでこんな時間に?」って思ったのですが、どうやらアメリカでの放映時間の問題だったようです。
 でも、韓国で20時からだとニューヨーク等の東部標準時で朝の6時。
 長野は東部標準時で夜9時、太平洋時間で夜6時になるプライムタイムを狙って、午前11時からの開会式が依頼されたとのことだったのですが。
 プライムタイムには放映したくないということなのかもしれませんね。昨今、冬季オリンピックはコンテンツとしての弱さが問題になっているほどなので。

 その他については目新しい記事ではないのですが。
 いまだにトランプ大統領、習近平、安倍総理といった世界の首脳の出席を諦めていなかったのか。
 習近平については次の冬季オリンピックの北京、安倍総理については東京オリンピックという部分はあるにしても、こんな地獄のような開会式に出席させようとか嫌がらせかっていう。「少し厚い毛布を供給する」って……。
 ちなみにトランプ大統領は早々に名代を派遣することを決めたそうです。

 この記事で一番よかったのは「シベリア開幕式」という命名が為されたことですかね。
 どのようなものになるか、非常にイメージしやすいじゃないですか。
 なるほど、シベリア送りだ。

スターリン - 「非道の独裁者」の実像 (中公新書)
横手 慎二
中央公論新社
2014/7/24