「慰安婦」韓国に不信拭えず (日経新聞)
 河野太郎外相と来日した韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相との19日の会談は、従軍慰安婦問題に関する2015年の日韓合意を巡る両国間のしこりを浮き彫りにした。日韓合意の検証作業に理解を求めたい韓国側に対し、不信を拭えない日本側は「合意の着実な履行」へクギを刺した。安倍晋三首相は康氏が求めた2月訪韓になお慎重だ。日韓は北朝鮮対応でかろうじて連携を保つ状態が続く。

 両外相は昼食をはさみ、約3時間会談した。康氏の来日は6月の就任後初めて。日本政府関係者によると、韓国側の狙いの一つは文在寅(ムン・ジェイン)政権が年内に結果を公表するとしてきた検証作業の報告だった。日本側の考えを探る意図とみられる。
(引用ここまで)

 日経新聞の有料記事なので、ごくごく一部を引用。
 日本政府は韓国側の態度に不信感が拭えない。
 それも当然の話で、慰安婦像を撤去するといった慰安婦合意を完全履行をしないまでも、「国内事情を鑑みながら日本に配慮する」くらいのことはできたはずなのです。
 ですが、韓国政府がやってきたことは「慰安婦関連資料の『世界の記憶』への登録推進」「トランプ大統領の晩餐会への元慰安婦出席」「外交部に慰安婦合意を検証するタスクフォース設置」「追悼碑建設」と慰安婦関連での挑発連発。
 光復節(終戦記念日)に「日韓基本条約で慰安婦問題、徴用工問題が解決したというのは理屈に合わない」なんて発言もありましたね。

 韓国政府には最低限度「挑発をしない」という選択肢もあったはずなのにそれすら守れなかった。
 であれば、最低限度のお付き合いしかできないというのが日本政府の当然の判断となるでしょうよ。
 韓国が求める「日韓通貨スワップ協定」だの「安倍総理の平昌オリンピックへの出席」といったものは与えない。
 記事にも「皮肉にも北朝鮮核問題が両国をつなぎとめている」とありますが、本当に最低限度のお付き合い。駐韓大使を帰任させたのもやむなく、ですからね。帰任直後に在韓米軍司令やアメリカ大使代理と会談したことでも理由は北朝鮮核問題だけであることが理解できます。

 いや、しかしカン・ギョンファ結局のところなにしにきたんでしょうかね。
 慰安婦合意検証タスクフォースの結論発表があることと、韓国政府の対応は平昌冬季オリンピック後になるってことを報告しにきただけって感じですが……。
 まさかそれで日本政府が態度を軟化させて「おお、それでは総理をオリンピックに出席させましょう!」ってなるとでも思っていたのか。
 ……あの外交センスだと思ってそうだなぁ。ムン・ジェインの訪中は120点だったそうですが、カン・ギョンファの訪日は何点になるのか聞いてみたいところですわ。

これもWotCに行ってたのか……
ディプロマシー
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
2007/4/2