2018年韓日関係のゆくえ、1週間後の慰安婦TF報告書にかかっている(中央日報)
【時視各角】慰安婦合意の破棄、北の核開発を助ける(中央日報)
慰安婦合意そのものに対する韓国政府の最終的な立場は報告書の内容に基づいて後ほど別途発表されるが、報告書が韓国政府の立場決定に大きな影響を及ぼすことから、内容によっては来年の韓日関係の方向が決まるものとみられる。
(引用ここまで)
当局が推定するチャンネルの一つは在日同胞を通じたルート。朝鮮総連系の在日が日本と韓国を行き来しながら必要な部品を入手して送った可能性が高いということだ。特にこうした在日の中には韓国国籍に偽装転向してソウルを行き来するケースもあるだろう。しかし韓国当局は多くの朝鮮総連系の人物のうち誰が危険であるかは知る由もない。こうした弱点を埋めるのが日本側の情報だ。これに基づいて当局は北朝鮮の核・ミサイルに使用される核心部品の密輸を監視する。日本との安保協力がなぜ必要かを端的に見せる場面だ。2年前の慰安婦合意を安易に破棄してはならない理由はここにある。

にもかかわらず現政権が執権後に優先的に推進した作業の一つが慰安婦合意の見直しだった。 (中略)

しかし韓国政府が調査の結果を根拠に慰安婦合意を破棄すれば、これは韓日関係を火の中に投げ入れる格好となる。北朝鮮の核の脅威に共に向き合う韓国と日本としては、少なくとも生存のために力を合わせるのが当然だ。慰安婦合意を破棄することで両国間の信頼に大きな亀裂が生じれば安保協力にも打撃を与える。今回の文在寅大統領の中国国賓訪問で目の当たりにしたはずだ。中国を安保パートナーと見なすことがどれほど不安なことか。

したがって慰安婦合意を破棄する代わりにこれを補完する方向を進むのが正しい。(中略)

慰安婦合意のうち我々が憤りを感じる点が少なくないのは事実だ。日本側の謝罪も十分でなく、慰安婦被害者の意見を聞かなかった点も問題だ。それでも合意を破棄するより、日本首相の謝罪の手紙を駐韓日本大使が被害者に直接伝える形などの補完策で解決するのが望ましい。
(引用ここまで・太字引用者)

 ここ何日か、日韓関係をかろうじてつなぎとめているのは北朝鮮核問題があるからだ、という話をしてます。
 4月には朝鮮半島事態に対して駐韓大使を帰任させましたが、つまりはそういった事態でなければ大使が必要ないという状況ですらある。
 いまだに釜山の日本総領事館横に慰安婦像が建てられたことについての対抗措置である「通貨スワップ協定再開協議の中止」と「ハイレベル経済協議の中止」は再開されていない。釜山総領事は対抗措置に対して不満を述べたことで馘
 それどころか財務対話すら中止されている。
 慰安婦合意を「再交渉」「破棄」というなんらかの形で覆そうとするのであれば、それ以外の措置も執られることでしょう。

 なので韓国の保守系メディアはこぞって「不満があるのは分かるが、合意を破棄してはならない」というような論調を出しています。
 この中央日報のコラムもその一環なのですが。
 ……分かってないなぁ。
 日本が(そしてアメリカが)求めているのは「慰安婦問題をすべて終了させろ」ってことなのですよ。
 補完策を求めるのも、破棄と同様の意味しか持たない。
 だからこそ、謝罪の手紙を求められたときに安倍総理は「毛頭考えていない」ときっぱり断ったのです。
 夏頃にも同じナム・ジョンホ論説委員がコラムで「お詫びの手紙を……」とか書いていたのですが。
 それをやったらなし崩しに「じゃあこれも追加」「あれが特別だったのならこれも特別」ってなるに決まっているのですよ。
 だからこそ、安倍総理はわざわざ終戦記念日に「ゴールポストは動かない」と発言しているのです。

 慰安婦問題は合意ですべてが最終的かつ不可逆的に解決した、もはやそれを認めて履行する以外に日韓関係がまともに動くことはないと知るべきです。

可逆反応の逆不可逆反応 不可逆反応の逆可逆反応 可逆反応も不可逆反応も化学反応
パンローリング
2012/12/6