破邪顯正(東亞日報)
大学教授らが「今年の四字熟語」として「破邪顯正」を選んだ。誤ったことを破って、正しいことを明らかにするという意味である。大学新聞が全国の教授1000人にアンケートを行った結果、回答者の34%がこれを選んだ。崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入に憤ったろうそくデモ、憲政史上初の大統領弾劾など、波乱に満ちた1年を含蓄した言葉だ。 (中略)

あいにくにも、破邪顯正は第18代大統領選挙を行った2012年末に「新年の四字熟語」に選ばれたことがある。李明博(イ・ミョンバク)政府の末期で相次いで起きた不正疑惑を新大統領が解明してほしいという期待を込めたもので、5年ぶりに再び登場したのである。歴史は回ると言われるが、その時も今も韓国社会は変わっていないような気がして後味が悪い。
(引用ここまで)
 これは面白い。
 「韓国人大学教授に聞きました、今年を現す四字熟語を教えてください」というお題目で「破邪顕正」が選ばれたと。
 パク・クネが弾劾されて世界4大革命に連なる「ろうそく革命」でムン・ジェインが選ばれたことが「邪を破り、正義を明らかにする」という意味の破邪顕正に当たるのだそうですよ。

 で、それが5年前の2012年にも選ばれていた。
 当時のイ・ミョンバク政権が腐敗まみれだとされていて、パク・クネ政権に一新を期待していたということでしょうね。
 当時、「韓国初の女性大統領」ということでネチズンが「見たか日本、これが民主主義だ」くらいの勢いだったことをよく覚えています。
 ちなみにノ・ムヒョンが当選したときも、もともとは泡沫候補だった高卒の人権派弁護士が大統領になったということで「見たか日本、これが民主主義だ」って勢いだったのですが(笑)。

 ノ・ムヒョンのときは最初の3ヶ月くらいで支持・不支持が逆転して、最後までそれが覆ることはありませんでしたね。
 イ・ミョンバク政権もほぼ同じコース。3年目にちょっと拮抗、逆転があったていど。
 パク・クネは就任から1年半ほど支持が上回っていたのですが、以降はご存じの通り。

 ムン・ジェイン政権に対して異常とも思える支持率が維持されているのは、韓国人自らが作り上げた政権だという認識があるから……でしょうね。
 ムン・ジェインを支持しないということは、自分の行動が間違っていたということになる。
 つまり、ムン・ジェインの否定=自らの否定。就任から半年が経過しても70%前後という高支持率なのはこのあたりに理由がありそうですね。

 ただ、この半年というものなにかを成し遂げたかっていうと……どうなんでしょうね?
 破邪顕正なぁ……。

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2016/04/27