慰安婦ユネスコ登録阻止に「成功」の日本、分担金支払いへ(朝鮮日報)
 日本政府が、これまで支払いを保留していた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の今年の分担金を支払うことを決めた。

 世界記憶遺産の審査基準が今年改正されたことで、韓国などが申請していた慰安婦問題の関連資料の登録を結果的に阻止することができ、一定の成果があったと判断したとみられる。

 21日付の読売新聞によると、日本政府は20日、ユネスコの世界記憶遺産の審査制度に一定の改善がみられたと判断し、今年の分担金34億8700万円と任意拠出金4億8100万円を支払うことを決めた。

 ユネスコの事実上の最大スポンサーとなっている日本は、例年4−5月ごろにユネスコの分担金を支払っていたが、世界記憶遺産の審査過程が不透明だとして、昨年に続き今年も分担金の支払いを保留していた。 (中略)

 ユネスコの執行委員会は今年10月、こうした日本の要求を受け入れ「世界記憶遺産に関して意見が異なる場合は当事国間の話し合いを促し、合意に至るまで審査を保留する」という決議を全会一致で採択した。
(引用ここまで)

 そりゃ、こっちの言い分が通ったのであれば保留している分担金もきっちり払うでしょ。
 なんの問題があるというのやら。
 ちなみに日本の言い分が通らなかった去年も保留していましたが、年末には支払っています。
 そういう意味では同じ時期に支払ってみせたのはよい判断といえるでしょう。言い分が通ろうと、通るまいと12月には支払ったのだよ、というように見せかけることができる。
 分担金を支払わずにいると発言権を喪失しますからね。アメリカがやっていたようにオブザーバーにしかなれなくなるという部分も大きい。

 今回、登録されようとしているものに対して「これは登録候補としてふさわしいのか」と直接的にクレームをつけるのではなく、ユネスコの精神に鑑みて登録がふさわしいかどうかというように戦略を変更しましたね。
 搦め手で自らの言い分を通すという方向性に転じたのですよ。
 新たなユネスコの事務局長であるオードレ・アズレ氏にも「確執の生じる問題をできるだけ避ける」というように明言させることに成功しています。
 全体がうまく作用しましたね。

 ようやく「外交ができる」体制になってきたのではないかな、と感じます。
 NAVERニュースでは500オーバーとそこそこのコメント数がついています。

慰安婦関連資料の世界記憶遺産登録を阻止した日本、ユネスコの380億ウォン出す(聯合ニュース・朝鮮語)

 ネチズンのコメントは「金の力!」「必ず天罰が下る!」とかいうものばかりですが、その叫びすら心地よく聞こえますわ。

まるごと日本の世界遺産 (世の中への扉)
増田明代
講談社
2014/2/27