韓国 国際空港と五輪会場結ぶ高速鉄道 一部で営業運転始まる(NHK)
韓国で、来年開かれるピョンチャンオリンピックとパラリンピックに向けてソウル近郊の国際空港から大会会場までを直行で結ぶ高速鉄道の路線が開通し、22日から一部の区間で営業運転が始まりました。

韓国は、オリンピックとパラリンピックのために高速鉄道KTXでソウル近郊にある空の玄関口、インチョン(仁川)国際空港から大会会場のピョンチャン(平昌)とカンヌン(江陵)までを直行で結べるよう、路線を大幅に延長し、このほど開通しました。(中略)

高速鉄道ではソウルからピョンチャンまでおよそ1時間40分で着くことができるようになり、従来の車やバスに比べて時間が大幅に短縮されるだけに、乗客からは「ぜひ高速鉄道を利用してオリンピックの観戦に行きたいです」といった声が聞かれました。
(引用ここまで)

 招致時には「開催決まったら高速鉄道ひいちゃうから地方でも大丈夫。仁川国際空港から1時間!」とぶちあげていた平昌向けのKTX。
 実は政府にはそんなつもりはまったくなかったという暴露がありましたね。

 けっきょく準高速扱いで最大時速200kmのものですが、なんとか開通にこぎ着けたとのこと。線路を高速用にしなかったおかげで費用はそこそこ安くあがったって話です。
 メディアによっては時速250kmだって書いてあるところもあるのですが。
 1編成410人定員で、オリンピック期間中は51便。ソウルからKTXを使って行けるのは21000人弱かぁ……。バスとの併用でそのくらいで大丈夫っていう算段なんでしょうかね。
 立席もあるのかな。

 ソウルから会場最寄りとなる珍富駅まで183km、東京−静岡間くらいです。
 ソウルからは1時間37分ほど、仁川国際空港から2時間20分ほどかかるそうです。まあ、現実的な解ではあるかな。
 料金は指定席の一般室でソウルから平昌駅まで19700ウォン、珍富駅まで21900ウォン。東海道新幹線の1/3。
 バスだと3時間、12900ウォン。相変わらず公共料金は激安。

 日本からも鉄な人たちが何人か向かったそうです。 始発に乗車されたかたのつぶやきがこちら。


 NHKの映像では一般室はそこそこ入ってるような感じでしたが、特室はガラガラだったとのこと。
 あるいはNHKのほうは始発ではなく、昼間のものなのかもしれません。
 日本人から見れば激安に見えるKTXも韓国人からしてみると「高くて乗ってられない」という水準になるそうで。
 ソウル−釜山間の400kmで58800ウォンとかなんですけどね。
 グリーン車に相当する特室は1両のみ。料金は5割増し。激狭な2×2席の一般室に比べて余裕のある2×1席になります。それでも新幹線の指定と同じくらいの席だったりしますが。

 韓国に鉄オタってあまりいないんですかね。
 って鉄子の旅 6巻にはそれほどいないというようなことが書かれてましたっけ。
 言ってみれば、オリンピックなしの実需は上記のTwitterのほうなのでしょう。
 楽韓Webでも「平昌、それは最後のフロンティア」とか書いていましたが、実際にド田舎だしなぁ……。
 オリンピックが終わった1年後、どうなっているかを見てみたい感じではあります。

西村京太郎はKTXにまで手を出していたのか……。
韓国新幹線を追え (講談社文庫)
西村京太郎
講談社
2016/2/13