文大統領国賓訪中の成果、バラエティ番組風の演出でPR(朝鮮日報)
文大統領「国民向けに訪中成果を積極的にPRせよ」(朝鮮日報)
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、先週行われた中国国賓訪問と関連して、大統領府(青瓦台)のブレーン陣はもちろん全閣僚に対し「韓国国民向けの成果PRを強化せよ」という指示を19日に出した。野党などから、今回の訪中に関して「屈辱外交」「冷遇された」といった批判が出ていることに対応したいという意味だと解釈されている。

 文大統領は19日、大統領府で開かれた国務会議(閣議に相当)で「国民が今回の訪問の成果を一日も早く体感できるよう、後続措置を速やかに推進し、各部門の成果を積極的に広報してもらいたい。国民の目の高さで外交の方向を定め、国民の安全と権益を保護することに最善の努力を尽くしていく」と語った。
(引用ここまで)
 韓国大統領府は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領訪中時のエピソードを取り上げたソーシャル・メディア放送を20日から2回にわたり放送することを決めた。大統領府は18日、フェイスブックなどを通じ、「『大統領府に関する役に立たないけど不思議な雑学辞典』を放送します。グルメ・コラムニストのファン・ギョイクさんが司会進行を務めるほか、大統領府の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官、朴洙賢(パク・スヒョン)報道官、チョン・ヘスン・ニューメディア秘書官、シン・ジヨン海外メディア秘書官が出演して、とてもクールで率直な訪中の裏話をお聞かせします。放送迫る」と予告した。

 大統領府は訪中直後から「韓中首脳会談は成功だった」と主張するために記者懇談会・記者会見・インターネット放送などあらゆる方法を取っている。今回の放送は、これらに加えて、バラエティー番組をまねた番組名でPR放送をするというものだ。『大統領府に関する役に立たないけど不思議な雑学辞典』という番組名は、tvNで放送されているバラエティー番組『知っていても役に立たない不思議な雑学辞典』になぞらえてつけたものと見られる。大統領府は17日にも、ソーシャル・メディア放送『11時50分大統領府です』で30分以上にわたり文在寅大統領の訪中成果を伝えたほか、翌18日もソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に『中国国賓訪問Bカット』として鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長がカップラーメンを食べている写真など私的な未公開写真を披露した。
(引用ここまで)

 バラエティ番組になぞらえて「ムン・ジェイン大統領の訪中は大成功」という印象づけをしたいということのようですね。
 THAAD問題を一気に解決し、パク・クネ政権によってわだかまりのあった中国との関係正常化を成し遂げた業績をなぜ認めようとはしないのだ、という気持ちでいっぱいなのです。
 少なくともメディアでは「実利外交だった」としてくれた極左メディアであり、当初からムン・ジェイン政権に甘々な祭典しかしないハンギョレ以外はどこも認めてくれていませんからね。
 どこも認めてくれないのであれば、120点という採点をした自分たちだけでも盛り上げようということなのでしょう。

 というわけでそのfacebookに掲載された「大統領府の役に立たないけれど不思議な雑学辞典」という動画。

 いわゆるテロップ芸を駆使した動画になっています。訪中の裏話なんかを語っている、というような番組構成。

seigadai_facebookmovie
午前3時17分 北朝鮮がロケット発射

 ロケットのアイコンをつけたり、効果音をつけてみたり。
 こういったテロップ芸は日本から渡っていったものとのこと。

 大統領府提供の動画なのに手話があるわけではなし、全編にテロップが出るわけでもなし。テロップ芸の邪魔になるからでしょうね。
 「バリアフリーとは……」って考えさせられる内容です(笑)。

 ……パンと見世物を与えれば充分な支持率が得られるってことでしょう。
 ま、こうやって「訪中は充分な成果があった!」と叫んでも、けっきょくはまた韓国への旅行は禁止措置が執られて元の木阿弥っていうオチだったのですけどね。

ブパパブパパブパパーン!
だめだこりゃ (新潮文庫)
いかりや長介
新潮社
2003/5/31