今年韓国型試験発射体打ち上げる(ヘラルド経済・朝鮮語)
10月には韓国型ロケットエンジンの性能を確認するための試験発射体の発射が行われる。試験発射体は飛行試験を通じて韓国型ロケット1段目と2段に適用される75トン級の液体エンジンの性能を検証するための発射体である。試験発射体に使用される75トンのエンジンの地上試験は完了した状態だ。

現在羅老宇宙センターでは、試験発射体認証モデルが組み立てられている。試験発射体のシステム開発モデルは、認証モデル、飛行モデルの順にそれぞれ1基ずつ合計3基のモデルが開発され、現在組み立て中の認証モデルは、発射体の性能と機能、インターフェイス、運用などの要件が設計どおりに動作かどうかを地上で確認する機体だ。実際発射することになる試験発射体の飛行モデルと同じである。 (中略)

試験発射体を介して75トンのエンジン性能を確認すると、このエンジン4基を縛って韓国型ロケット1段に適用する。韓国型ロケットは、2020年に打ち上げ予定である。

韓国型発射体は1.5トン実用衛星を高度600〜800kmの低軌道に投入することができる3段発射体であり、純粋な独自技術で開発される。韓国型発射体は、独自の宇宙輸送手段を確保するという観点から自主的な宇宙開発の中核とすることができる。 (中略)

当初2018年までに月軌道に宇宙船を送るという政府の計画は、2020年に調整された状態だ。政府は昨年、月探査計画の日程調整が必要である研究開発の現場の意見を受け入れ、日程を固定するのではなく技術力の強化に焦点を当てたいと明らかにした。月探査のスケジュールは、過去の政府が1段階事業期間を研究現場の意見を収斂せずに5年前倒し、2018年に取得しておいたが、最終的には実現されなかった。

開発期間が現実化され、研究開発の現場ではなんとか道が開けたのではないかという評価だ。航宇研は今年中に月探査機1次設計段階の予備設計を終えての詳細任務を確定する詳細設計に入る。

試験月軌道船(KPLO)を開発する事業には1978億ウォンの予算が投入されており、NASAと協力が行われる。発射体は、米国スペースX社のファルコン9ロケットが選ばれた。 (中略)

政府は、2020年までに行われる月探査第1段階事業を通じて月まで飛んでいく探査宇宙船と月の環境と資源の分析のための科学機器、遠隔宇宙まで飛んで行った宇宙船と通信することができる深宇宙通信技術などの重要な宇宙探査基盤技術を確保する計画である。
(引用ここまで)

 わずかながら楽韓Webでも需要のある韓国の宇宙開発状況。
 KSLV-2に関しては今年の10月に試験打ち上げ。
  前回の報道では1段式。つまり、開発中の75トンエンジン単体での打ち上げテストといったところ。本番は3段式(予定)なのですが、分離機構とかはまだまだ先の話ということですかね。
 もちろん、エンジンはクラスタ化されていない模様。
 この単段式の試験打ち上げでエンジンの動作確認をするといった感じかな。
 スケジュールは大幅に後ろ倒しされて、開発期間は長くなりました。というか、現状でもまだかなり急ぎ足なスケジュールだとは思いますが。

 で、同時に開発が進められていた(はずの)月探査船については当初予定の2020年に再度設定され直したと。
 最初の月軌道周回船のみが計画として可視化されていて、ローバーを載せた着陸船はまだ先の話となっているようです。
 韓国の宇宙開発はパク・クネが強力に推し進めていた事業なので、ムン・ジェイン政権下では弾圧されるかとも思っていたのですが。
 とりあえずは予算がついて実行されるようです。
 現在のスケジュールはこんな感じ。

2018年10月 単段式KSLV-2試験打ち上げ
2020年?月 3段式KSLV-2打ち上げ
2020年?月 月軌道船打ち上げ(ファルコン9)

 以前の 絢爛豪華なタイムスケジュールに比べるとだいぶシンプルになってしまいましたね。
 ま、現実的ではあるかな。