【社説】職業外交官を排除、新任韓国大使は文大統領のお友達ばかり(朝鮮日報)
世論迎合、国家より個人重視となった韓国…進む「NGO国家化」(産経新聞)
 韓国政府は昨日各国に新たに赴任する新任大使など39人を任命したが、その顔ぶれをみるとこれまでと同じく文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙陣営出身者、コード(考え方)、与党・共に民主党出身者があからさまに重視されていた。まずドイツ大使には文大統領の大学時代から共に学生運動に取り組んできた鄭範九(チョン・ボムグ)元議員が任命され、またかつて盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領府広報主席だった李百万(イ・ペクマン)氏がバチカン大使に、さらに金大中(キム・デジュン)政権の大統領府で総務秘書官を務めた朴琴玉(パク・クムオク)氏がノルウェー大使に任命された。名前だけを聞けば「あの人と同姓同名か」とふと思うほど過去の人物だ。盧武鉉政権の大統領府で統一外交安保戦略秘書官として強大な権力を振るった朴善源(パク・ソンウォン)氏も上海領事に任命された。

 もちろん民間人を各国の大使などに任命することも時には必要だ。しかし民間人の場合は任命の明確な理由がなければならない。ところが今回の人事をみると、すでに10年以上前に退職した古い顔ぶれが数多く含まれている。これでは政府人事というよりも、久しぶりに楽な立場で権力を握らせ、権勢を分け与えているだけのようにも見える。(中略)その一方でこれまで主に韓米同盟に関わる業務に携わるなど、韓国外交部(省に相当)で活躍してきたエリート外交官らの排斥も目立った。たとえば前政権の韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長、企画調整室長、首相の外交補佐官などは何の職責も与えられていない。
(引用ここまで)
 いわゆる民主化以降の韓国の「国のかたち」の変質について筆者は、左翼・革新政権だった盧武鉉(ノ・ムヒョン)時代(03〜08)以来、しばしば「NGO国家化」と書いてきた。

 世論迎合で国家より個人重視、法治無視となり、結果的に市民団体や労組、メディアなどNGO(非政府組織)によって国の方向が左右されるという雰囲気が広がったからだ。

 盧武鉉政権を引き継いでいる文在寅(ムン・ジェイン)政権下ではその深化が予想されたが、直近の日本との慰安婦問題合意の無視はその証明であり典型である。日本大使館・総領事館前の違法な慰安婦像の放置もそうで、国内問題なら「勝手にどうぞ」だが外交にまでNGO化が及んでは、国際社会での韓国の信用度は落ちる。

 自分たちが街頭デモという“NGOパワー”で政権を握ったからといって、外交までNGO感覚でやられては付き合いきれない。
(引用ここまで)

 素人が経済政策をいじり、素人が外交を行い、素人が大使になる。
 素人の、素人による、素人のための政治。
 ムン・ジェインが就任してからこっちというもの、「政治力」というものを感じたことがないのですよね。
 もっとも政治力を発揮したのが「16.4%上昇する最低賃金に対して、3兆ウォン規模の補助金を出す」といった福祉関連予算を出させたシーンくらいですかね。
 ただし、財源はないのですが。
 政治力というか、ただのゴリ押しでした。 

 2本目の記事は黒田勝弘氏のもの。久々にヒットというか「それな」って感じですか。
 市民団体や労働組合といった、選挙やろうそくデモ中にムン・ジェインに貸しを作った連中だけがのさばっていく。
 これを「NGO国家化」というのはなかなかのヒット。ノ・ムヒョンの頃から言っていたとのことですが、ムン・ジェイン政権にこそかっちりとハマる言葉ですね。
 内閣はお友達内閣
 大使もお友達大使ばかり。
 憲法すら労組に有利なものに改憲しようとしている。

 韓国人は「これまでの韓国社会をぶち壊してくれる」という期待ひとつをもって、いまだにムン・ジェイン政権を支持しているようですが。
 ムン・ジェインがぶっ壊すのは「これまでの韓国社会」じゃなくて、「韓国そのもの」ですよ。
 しかも、韓国そのものがぶっ壊れるのに、ウリとナムの構造だけはキープしているっていう地獄。
 まあ、どっちにしてもヘル朝鮮のままであるから構わないのか。