韓国小学校教科書の漢字表記政策、政府が突然撤回(朝鮮日報)
 韓国の小学校5−6年生向け教科書で難解な用語の意味とそれが由来する漢字を欄外に記載する「漢字表記政策」が突然取りやめになっていたことが分かった。これは韓国教育部(省に相当)が当初2019年度からの導入を目指していたもの。教育部は小学校での漢字教育を拡大する方針を定め、14年から2年かけて研究を進めた上で識者の意見を参考に16年末にこの政策を発表した。ところが現政権発足後、何の説明もなくこの漢字表記政策が事前の説明や予告もなく突然撤回されていたのだ。 (中略)

一部市民団体は教科書に出てくる漢字由来の言葉に漢字を併記する方針について「ハングル専用原則に反する」「私教育を拡大する」「児童の学習負担が大きくなる」などの理由で反対していた。

 その後、教育部は公聴会や政策研究などを経て、2016年12月に最終案を発表した。それによると教科書本文のハングルで書かれた漢字由来の言葉に漢字を併記することはせず、教科書の余白(左右や下部)に学習にプラスになると判断される範囲で、その言葉が由来する漢字の読み方と意味の説明を記載する方針が決まっていた。例えば科学(理科)の教科書本文に「恒星」という言葉がハングルで記載されていれば、そのページの下段にその言葉が由来する「恒」という漢字の読み方や意味を記載するというやり方だ。この方針に基づいて教育部は教科書でよく使われる300の漢字を選び、その漢字について読み方と意味を記載することにしていた。

 ところが教育部はそれから1年過ぎた先月、事前に何の説明もなしにこの方針を突然撤回した。
(引用ここまで)

 以前からこの「小学校高学年には300字ていどの漢字を教える」という話は出てまして。

 かなり用意されていた状況で、ムン・ジェイン政権によってちゃぶ台返しにあったというニュース。
 ふむ、いくつかパターンが考えられますが。

1)パク・クネ政権が決めたのでひっくり返した。
2)憧れの北朝鮮がハングルオンリーになっているので。
3)支持団体が漢字教育を認めていない。
4)ビッグブラザーがあなたを見守っているので漢字などは必要ない。

 4はまあ無視してください。
 2と3はほぼ同じ意味合いですかね。
 韓国はどこかで「より純化した韓国」である北朝鮮に憧れというか、負い目を抱いているところのがあるのです。
 日本に正々堂々と立ち向かって勝利した金日成を国父に抱き、漢字教育を一切やめ、アメリカに頼るようなことなく独立を貫いている……という「美化された北朝鮮」に対してコンプレックスを抱いているのですけどね。
 まあ、現実の情報はあまり入ってきていないからこそ、美化できるのでしょうが。

 でもま、大きいのはパク・クネの政策であったからということでしょう。
 パク・クネの政策で本当の意味において継承しているのはActiveXの廃止くらいなものですかね。KSLV-2も順延してはいますが、失敗したら即撤回ってところでしょうし。
 次世代韓国型戦闘機であるKF-Xに関しても製造企業であるKAIがパク・クネ政権と近かったために潰されようとしています。

 でもまあ、韓国にはハングルはとてもお似合いだと思うので、ハングルオンリーをどんどん進めていくべきだと思います。
 なにしろ文字オリンピックで2回連続金メダルを獲得した素晴らしい文字ですからね(棒読み)。