「韓国よ、日本人は怒っている」元駐韓大使が日本合意反故を嘆く(ダイアモンドオンライン)
 最後に、『中央日報』が、読売新聞が実施した世論調査の結果を報道しているのを紹介しよう。それによれば、韓日慰安婦合意について、韓国政府の追加要求に応じないとした安倍政権の方針を「支持する」と答えた日本人が83%に上ったということである。韓国の人々がこれを、「日本人は相変わらず反省がなくけしからん」と受け止めたのか、それとも「韓国がいつまでもゴールポストを動かすのはまずい」と考えたのか。恐らく、今は前者であろう。ただ、反省の気運が出始めたことには注目している。

 日韓関係が改善するとすれば、それは韓国が自己の論理に固執せず、日本側の考えにも耳を傾け、より客観的に判断できるようになったときである。恐らく今の文政権ではこれは難しいであろう。
(引用ここまで)

 元駐韓大使の武藤正敏氏によるコラム。
 ざっくりとここ1ヶ月ほどの日韓関係をなぞっているので、まとめとして読むのもありかなと。
 最後の段落はわりと示唆に富んでいると思います。

 かねてから毎日新聞の澤田克己氏も、そして楽韓Webでも指摘していることなのですが。
 どうもこう、日本側が本気が怒っているということが韓国側に伝わりきっていない感じがします。
 今回の慰安婦合意に対する新規措置云々に関して日本の世論調査では80%を大きく超える数字で「納得できない」と国民の大多数が拒絶していることが理解できます。

 この数字自体は韓国メディアでも報じられているのですが、そこにつくコメントも「韓国では(慰安婦合意反対に)100%だ!」とかいうピントの外れたものが多数。
 同様に韓国政府にも伝わっていない感じがしています。
 っていうか伝わっていたら去年の日韓外相会談で通貨スワップ協定再開協議を持ちかけたり、新年の大統領談話で「とまあ、慰安婦合意はともかく心からの友人になりたいのでツートラック外交するね」とか言えたりしないでしょう。  韓国側からしてみれば「戦犯国である日本が韓国に対して怒りを持つなどありえない」という意識が先行しているんでしょうかね。

 日本から見た日韓関係は基本的価値観すら共有しておらず戦略的利益を共有するだけの間柄であり、韓国は「適切にマネージする」相手である、と何度も繰り返して言い渡しているのですが。
 実際にオーストラリアのターンブル首相との日豪首脳会談では「基本的価値と戦略的利益を共有する『特別な戦略的パートナー』である日本とオーストラリア」という発言が出ているほど。
 そういった発言の比較とかしないんですかね。

 韓国にはいまだにどこか甘えというか、「最終的には日本が折れる」ことを期待している部分がある、というのは実際なのでしょう。
 カン・ギョンファの発表した「慰安婦合意の再交渉は求めないが、自発的に謝罪しろ」なんて方針はそれを如実に現していると感じます。
 なんかこう、決定的な話が出ないと理解できないのかねぇ。普通なら直後の河野外相による「まったく受け入れられない」という発言で理解してもらえそうなもんですが。

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