【社説】韓米合同軍事演習にあいまいな態度を取り始めた韓国政府(朝鮮日報)
韓国国防部(省に相当)は12日に行われた会見で、北朝鮮が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を招待したことで韓米合同軍事演習が中止あるいは延期される可能性について問う質問に「適切な時期に説明したい」とコメントした。韓国大統領府の関係者も「韓米合同軍事演習は4月に再開するのか」との質問に「まだ何も決まっていない」と述べ、その時期についてはあえて明言しなかった。韓米合同軍事演習が行われる時期については先月末に米国の合同参謀本部が「オリンピック後すぐに行われるだろう」とくぎを刺しており、その時点では韓国国防部も「オリンピック後に行うことについてはその通りだ」とコメントしていた。それが金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が南北首脳会談を提案しただけで、韓国政府の立場がたちまち揺らぎ始めているのだ。 (中略)

今になって「オリンピックの時にはやらないと言ったが、終わってからやるとは言ってない」と説明を変えれば、韓国国民と国際社会に対して完全に言葉遊びをしていたことになる。韓国政府は「演習をもう少し延期する」とも言っていない。 (中略)

同盟関係にある国にとって合同軍事演習はその核心中の核心だ。かつて在韓米軍の司令官を務めたある人物は「韓国が合同軍事演習を取りやめれば、韓米同盟は破棄される恐れがある」と明言している。
(引用ここまで)

 さて、そろそろ平昌後、そして平昌後のさらに後が語られるようになってきました。
 ムン・ジェインはオリンピック関連で有耶無耶に「特例」を増やして実質的な北朝鮮援助を行っており、このままの状況で南北対話路線を継続したいのは間違いないところ。
 なにしろ、北朝鮮の実質権力ナンバー2であるキム・ヨジョンから訪朝に招待されているのですからね。
 まさに天にも昇る心地というヤツでしょう。

 ただ、過去2回、北朝鮮が韓国側に訪朝を促しているときはすべて「北朝鮮にとって具合の悪い地合」の時だったのですよ。
 今回もまさにそれで。
 弱っているからこそ、韓国を取り込もうとしている。
 韓国側も「訪朝するのに手ぶらはないだろう」とばかりに手土産を持っていくことでしょう。
 今回はさすがに支援金というわけにもいかないでしょうから、米韓合同軍事演習の延期を手土産にしたいという構造ですかね。
 以前からムン・ジェイン政権の外交メンターであるムン・ジョンイン特別補佐官は核開発凍結と軍事演習中止を等価交換にできるというように提唱していましたし。

 ただ、それをアメリカが許すわけもなく。
 参謀本部の中将が先月末には「オリンピックが終わったら即座に合同軍事演習だ」と発言しています。
 そもそも、ムン・ジェインが訪朝して核問題に対して成果がなければ、完全に死亡フラグなのですが。
 それでも金大中、ノ・ムヒョンの左派政権を継ぐ位置にあるムン・ジェインとしては、彼らに続いて訪朝したいというのが本音でしょうね。
 ただまあ、絶対に成果はゼロでしょうけども。

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リバプール
2017/08/18