日本、国連女性差別撤廃協約に参加した韓国代表団の「性的奴隷」発言に遺憾(中央日報)
福島原発周辺の水産物輸入禁止、WTOで韓国敗訴(朝鮮日報)
韓国代表団が国連で「性的奴隷」という単語を使ったことに対して日本外務省が談話発表で遺憾を示した。

22日(現地時間)、韓国女性家族部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は国連女性差別撤廃協約第8次国家報告書審議に韓国政府代表として出席し、ことし8月頃に「慰安婦研究所(仮)」を設立する計画を明らかにしながら「慰安婦および性的奴隷に対する資料を集めている」と話した。

これに対して日本外務省は報道官談話を発表し、「『性的奴隷』という話は事実に反することで使ってはいけないというのが日本側の考え」とし、「韓国代表団が今回性的奴隷という話を使ったことは日本として受け入れがたく、非常に遺憾」と明らかにした。

続けて「日本政府は慰安婦問題に真剣に対応している」とし、「2015年韓日合意は慰安婦問題の最終的で不可逆的解決を確認した」と主張した。
(引用ここまで)
 韓国政府が日本の福島周辺の水産物に対する輸入禁止措置を取ったことをめぐる世界貿易機関(WTO)での紛争で敗訴した。

 WTOは昨年10月、日本の主張を支持する報告書の草案をまとめ、WTO紛争解決パネルが報告書の内容を支持したからだ。

 WTO紛争解決パネルは22日、日本政府の提訴に基づく訴訟結果を公表し、韓国政府の当初の措置は正当だったが、輸入禁止を維持していることはWTO協定に違反するとの判断を下した。(中略)

 一審敗訴が日本の水産物の即時輸入解禁を意味するものではない。韓国は60日以内に最終審に相当する上訴機関に上訴することができ、韓日両国による交渉などの手続きが残っている。

 しかし、上訴しても敗訴すれば、韓国政府は日本に補償金を支払い、WTOが決定する履行期間内に輸入禁止措置を解除しなければならない。それに従わなければ、日本政府は韓国の輸出品に報復関税をかけることができる。
(引用ここまで)

 ムン・ジェイン政権が「裏合意」と呼んでいる、慰安婦合意の非公開部分に「性奴隷」という言葉を使わないというものがありましたね。
 これ、わざわざ「非公開」としていたものを公開しなければ合意違反であるということは、一般国民には分からなかったのですよ。
 でも、公開してしまったからには「あ、また合意違反しているわ」って分かってしまう。
 非公開項目を「裏合意」としたことは対日本外交ではなく、ムン・ジェイン政権の基本方針である「積弊清算」の一環としてパク・クネ政権を糾弾するための材料だとは思われるのですけどね。

 でも、考えなしの発表だったよなーとは感じます。
 ま、なにも考えていないのでしょうが。

 国連で性奴隷という言葉を使ったということで、慰安婦合意を守る意図がないという意思を明白にしたわけです。
 慰安婦合意に反したところで罰則はありません。ですが、日本がその事実をもって韓国との外交関係を疎遠にすることができるという利点があるのですね。
 ムン・ジェインは盛んに「ツートラック外交を貫く」と言っていますが、それを受け入れるかどうかの選択肢は日本にあるのです。

 たとえば今回のWTO提訴、その勝訴からの補償金受け取りや報復関税措置までの一連の流れを躊躇せずに行うことができるでしょうね。「だっておまえら合意を守ってないし」って言って突き放すことができる。
 慰安婦合意を韓国政府が守ろうと、守るまいとどっちにしたって日本にとっては使い道がある方策なのですよ。

 しかし、「性的奴隷」なぁ……自分たちが性的奴隷の子供たちであるというをこんな堂々といえるのだから面白い人たちですわ。

いま半額ですね。
ハーバードの“正しい疑問”を持つ技術 成果を上げるリーダーの習慣
ロバート・スティーヴン・ カプラン
CCCメディアハウス
2015/7/16