忠清南道知事が秘書官に性的暴行か、8か月間で4回(朝鮮日報)
 忠清南道の安熙正(アン・ヒジョン)知事が、同道の政務秘書官に繰り返し性的暴行を加えていた疑いが浮上した。被害を受けた秘書官が5日、テレビ番組で暴露した。

 総合編成チャンネルJTBCのニュース番組に出演したキム・ジウン秘書官は、「昨年6月から8か月間で4回、知事に性的暴行された」と述べた。キム秘書官によると、性的暴行を受けたのは昨年の大統領選挙後、安知事の随行秘書として活動していた時期で、ほかにセクハラ行為も何度も受けたという。キム秘書官は、性暴力被害を告発する「MeToo」運動が拡大の様相を見せていた2月25日、安知事に呼ばれ「MeToo運動を見て、あなたを傷つけたことに気付いた。申し訳ない。大丈夫か」と言われたという。ところが安知事はこの日も性的暴行を加えようとしたため、キム秘書官は事実を暴露することを決心したとのことだ。
(引用ここまで)

 左派の共に民主党に籍を置きながら、保守派にも響く政策提言をしていて中道の次世代エースとされていた忠清南道知事のアン・ヒジョンがセクハラで告発されたとのニュース。
 これを受けてアン・ヒジョンは知事辞職を宣言。
 共に民主党は除名処分を行ったようです。

 北朝鮮への特使派遣、およびキム・ジョンウンとの対話を上回るような勢いで伸びていますね。
 韓国国内のトップニュースはこればかりになっていて、南北対話を完全に食ってしまっている状況。

 アン・ヒジョンは中道左派の穏健派として保守派からも期待されていた存在です。
 去年の大統領選挙では共に民主党内の予備選挙で20%ほどの得票率で2位。といっても1位のムン・ジェインとの票数は3倍も違っていたので太刀打ちできなかったというのが実際のところ。
 まだ52歳と若いために次、もしくはその次の大統領候補として実績を重ねていく……というところだったのですけどね。

 楽韓Webがムン・ジェインから13年(5年→憲法改正で4年2期)の左派政権が続くだろうと予想しているのは、保守派にまったく人材がいないからなのです。
 あえていうならこのアン・ヒジョンであれば保守派も左派も統合できるリーダーになるのでは……と目されていた人物でしたが、こんな下半身のスキャンダルで失脚とは。
 まったくもって韓国らしいオチですね。

ルポ 絶望の韓国 (文春新書)
牧野愛博
文藝春秋
2017/5/19