The Trump-Kim Summit Won’t End Well(フォーリンポリシー・英語)

 外交専門誌のフォーリンポリシー誌に寄稿されたJeffrey Lewis氏のコラム。面白い。
 専門は東アジアにおける核不拡散について、とのこと。
 そもそもキム・ジョンウンが非核化するつもりなんてまったくない、というように斬って捨ててます。

 ざっくりと要約するとトランプが「北朝鮮は非核化しない」と騙されたと気がついたとき、より世界は危険にさらされる。
 2019年は2017年の危機よりもさらなる大きな危機にさらされることになる。
 そのときトランプは自分以外の「誰か」を責め立てるだろう。それはティラーソンなのか、ムン・ジェインなのか。それともキム・ジョンウンなのか。
 キム・ジョンウンが誤解させたのが問題であるとしたときに、とてつもない危険となる……と。

 東アジアに関して知識がある人間のほとんどが、「北朝鮮は非核化なんてするつもりがない」というように語っています。
 これまでの経緯を知れば当然のことでしょう。非核化はあり得ません。
 そして、1994年前後の北朝鮮危機と同じようにアメリカをだまし討ちにして、時間稼ぎなりなんなりをされたのだとトランプが気づいたときにどうなるのか。

 楽韓さんが「首脳会談は北朝鮮にとって死刑執行台へのステップ」としているのと同じことですね。
 アメリカは1994年も繰り返さないし、9・11も繰り返さない。
 どうも米朝首脳会談が開催されること、そのものが目的のように語られていることが多いのですが。あくまでも首脳会談は非核化に向けての手段であることを忘れちゃいませんか、ということです。