大統領4年連任制入れ「キャンドル革命」フレーズは前文から除く……特別委員会、今日大統領に報告(国民日報・朝鮮語)
国民憲法諮問特別委員会が大統領4年連任制を中心とする政府の改憲案の草案を用意した。改憲草案には、可能性があり条項が含まれており、いわゆる「キャンドル革命」フレーズは、憲法前文から除外される。

諮問特別委員会の関係者は12日、「大統領制を現5年単任制で4年連任制とすると、憲法に首都を法律で定めるようにする方向で草案の内容が決まった」と話した。

4年連任制は4年重任制とは異なり、現職の大統領の飛び石出馬が不可能である。当選後4年の任期を終えた後、次期大統領選で敗北すれば再び大統領選挙に出馬することができない。一方、4年重任制は、最初の任期を終えた後、次期大統領選で敗北しても再び大統領選挙出馬が可能である。 (中略)

4・19革命以後に発生した歴史的な出来事は、憲法前文に含まれますが、キャンドルの革命は除外される。特別委員会の関係者は、「ろうそく革命を歴史的に評価するにはまだ早いという意見が多かった」と話した。
(引用ここまで)

 憲法諮問特別委から改憲草案が出てきました。
 以前の「非正規雇用の禁止」や「整理解雇禁止」といった異常な項目が入っていた草案とは異なり、より柔軟な形での改憲草案となっているようですね。
 主な項目は「4年連任制」に大統領任期を変更するというもの。
 最大で連続2期8年でできるというものです。以前から「1期5年はなにかを成し遂げるには短いし、ダメな大統領と分かっても辞めるまでには長い」という話があり、パク・クネ政権時代から4年2期制は唱えられていたのですよね。
 ついでなのでざっくりと韓国の憲法改正についての条項も確認しておきましょう。

 ・国会の過半数(151議席以上)、もしくは大統領の発議により提案される。
 ・提案から60日以内に議決しなければならない。
 ・国会の2/3以上(200議席以上)の賛成で国会通過。
 ・国会通過から30日以内に国民投票にかけなければならない。
 ・有権者の過半数以上が投票し、かつ投票者の過半数が賛成すれば改正決定。
 ・改正決定について大統領の拒否権は適応されない。

 んで、さすがに前文に「ろうそくデモの精神が〜」云々というような文言を挿入するという野望は「時期尚早」として草案から削られたとのこと。
 前回に出た憲法草案には「労組による企業支配」、「ろうそくデモ精神を前文に挿入」、「集団訴訟権と懲罰的損害賠償制度」などがあった「ムン・ジェインの野望そのもの」だったのですが、今回のそれはだいぶマイルドになってしまっていますね。
 これなら受け入れられるんじゃないかという感じです。
 ムン・ジェインの野望を成し遂げるのは、次の政権で……ということかもしれません。