日本式用語の多い韓国憲法・法令用語、文大統領が韓国語化を指示(朝鮮日報)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日「法令はもちろん、憲法においても韓国固有の言葉に修正する作業が必要だ」と述べた。この日行われた国務会議(閣議に相当)でキム・ウェスク法制処長から「韓国の法令で使用される漢字語や日本式用語を韓国語に修正する作業を進めている」との報告を受けた際、文大統領は上記のように指示した。韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が明らかにした。

 国務会議で文大統領は「憲法を分かりやすい韓国語に直す作業は進んでいないのか」と質問した。文大統領は「漢字語が多く使われている憲法を分かりやすい言葉に修正する作業を事前にやっておけば、憲法改正について議論する際に参考になるだろう」「従来の法令を修正することも重要だが、新たな法令が制定される際には最初から韓国語で作業を行うことが重要だ」などと指摘した。文大統領によると、これらの作業を怠れば「籠で水をくむ」のと同じく成果がでないため、終末段階(最終段階)で法制処が分かりやすい韓国語に修正する必要があるという。しかし文大統領が使用した「終末段階」という表現も法律や軍隊で主に使用される日本式の漢字語だ。
(引用ここまで)

 そこまでやるんだったら、憲法という言葉自体を変更しないと。
 フランス語の「Constitution」を「憲法」と訳して適用したこと自体、日本によるものですからね。
 明治8年に「憲法」の言葉を当てはめて使ったのがはじめてだそうです(日本国語大辞典より引用)。
 科学用語も同様で、韓国語で水素は感じをそのまま読んだ「スソ」。原子力発電なんかも日本語ですが「ウォンジョン」(原発)と言っています。
 まあ、斯様に日本語が韓国という社会構造に入りこんでいるのですよ。
 それも当然でもともと文化、文明になかった概念を導入するには多くの場合、言葉もそのまま導入するしかないのです。

 日本の場合はこういった西洋からの文物をうまく漢字を用いて翻訳語を当てはめているのですが。これは本当に明治前後の国語者に感服するしかない。Philosophyを哲学と訳すとかどういうことなのよっていう。西周がいてくれて本当によかった。一度、青山霊園にお参りに行かなければ。
 というわけで中国も韓国も大半を日本で訳された言葉をそのまま適用しているのですよね。
 でも、韓国ではそれを「積弊」として韓国語に翻訳しているわけですが。

 一昨年あたりは小学校の教科書から「日本語風の言い回し」を除去してましたね。
 医学用語でも腰椎や肩甲骨のことを「こしのほね」や「かたのほね」と言うようにしているとの話でした。
 まあ、こうしてどんどん純化していけばよいと思います。
 より多くの「ハングルは読めるけど意味が取れない」という人間を増やしていけばいいと思いますよ。

[明治150周年記念] 名著から問題を読み解く! 明治から日本の未来を考える (4) 明治人物誌[4] (impress QuickBooks)
平田 周三
インプレス
2018/2/9