クムホタイヤ中の売却条件に「ストライキの禁止」を含む... 労組の反発(KBS・朝鮮語)
[アンカー]クムホタイヤの中国の売却を推進している債権団が売却の条件を作成しながら、労組のストライキがあってはならないという内容を含むことが確認された。
労働三権を制限するということだが、労組とは協議がなかったことが明らかに労組の反発を買っています。
パク・チソン記者が単独取材しました。

[レポート] 産業銀行が公開したクムホタイヤ売却前提条件は、政府の承認と商標の使用、債券満期延長などです。
特に問題になることがない内容だが、産業銀行は労組が同意しなければ売却が不可能だという立場を繰り返しています。

イ・ドンゴル/産業銀行頭取:「クムホタイヤの件は、いくつかの特殊性によって、労組の意見を無視することができません」

KBSが、その理由を推測できる産業銀行の文書を入手しました。
中国のダブルスターと合意した具体的な売却条件を含んでいるこの文書の中には、労組のストライキを禁止するいう条項が盛り込まれています。
売却反対を理由に1週間以上、または会社に重大な悪影響があるストライキがあれば取引成立できないという内容です。
スト権を持っている労働組合とは、このような内容が全く議論されていません。

ジョ・サムス/クムホタイヤ労組代表支会長:「前提条件としてスト権等の団体行動権を制限するということは、労働三権の重大な蹂躙に当たると思われます」

これに対して、産業銀行は「秘密保持違反で訴訟される可能性があり、内容を確認して公表することはできない」とし「無争議の要求は、資本の誘致や企業正常化のためのもの」と明らかにした。
一方、イ・ドンゴル産業銀行頭取との会話でお互いの立場の違いを確認した労組は明日からグループストライキに突入する予定です。
(引用ここまで)

 クムホタイヤ売却条件にストライキ禁止の条項があるとのこと。
 なるほど、こういうことですか。
 前々から債権団(実質的には筆頭株主の韓国産業銀行)が「労組の同意が必要で……」というようなコメントをしていて、楽韓さんの頭の上には疑問符がいくつか並んでいたのです。
 「労組が同意しようとしまいと、債権を引き渡しちゃったら終わりじゃないの?」と。ただ、それぞれの国で法律は異なるので、そういうこと(労組の同意が必要)もあるのかなぁ……くらいに受け止めていたのですね。

 ダブルスターへの売却に反対するストライキが1週間続いたら取引不成立。
 おそらく売却後もストライキ禁止条項は活きるのでしょう。

 ……じゃあ、これもうすでに終わった案件じゃないですか。
 すでにクムホタイヤ労組はダブルスターへの売却そのものに反対しているのですから、この条件を知ったら即座に1週間のストライキくらいするでしょ。
 で、ダブルスターへの売却ができなかったら法定管理(実質倒産)になっていろいろ終了。

 クムホタイヤ労組もストライキができないくらいなら企業なんてなくなってしまえ、くらいの勢いで対応していますが。
 本懐を遂げることができるんじゃないでしょうかね。