南北首脳会談と嘘…後遺症は国民の負担として残る(中央日報)
最初の南北首脳会談の「歴史的」意味を大きく傷つけた対北朝鮮秘密送金は代表的な事例だ。北朝鮮最高指導者を会談テーブルに座らせようと金大中政権は天文学的な資金を渡した。米議会と韓国メディアが疑惑を提起したが、「韓米の保守勢力とメディアが首脳会談に泥を塗っている」と反論した。両替と送金に関与した国家情報院は「全く根拠がない。国家情報院が北側にお金を伝える方法はない」と言って逃れた。北朝鮮もこれに合わせた。しかし対北送金の特別検察は首脳会談との関連性と違法性を糾明し、関連者に有罪が確定した。

対北送金は大きな後遺症を残した。最初の首脳会談に対価性の資金が介入し、道徳性をめぐる論争は終わらなかった。北朝鮮との交流・協力と対北朝鮮支援に重点を置いてきた金大中・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の前向きな対北朝鮮路線は保守勢力の「一方的な支援」という批判に苦しんだ。韓国内の葛藤は増幅した。保守と進歩に関係なく政府の対北朝鮮政策が信頼を失ったのも大きな損失だ。
(引用ここまで)

 今回の南北首脳会談、そして米朝首脳会談の決定において、韓国の特使が中心的役割をしているように見えますが。
 どうしてもどこかで嘘があるという疑念を拭いきれません。
 それはこの記事にあるように金大中−金正日の南北首脳会談の際にも、韓国側が北朝鮮を引き出すために数億ドルを支払ったという事実からきているのでしょうね。
 もちろん、韓国の大統領府は日常的にプレスリリースやらなんやらで嘘をついているということもありますが。
 ホワイトハウスのムン・ジェインファンクラブとかね……。

 特に今回は嘘が懸念されるパターンでもあるのですよ。
 韓国の左派は北朝鮮に関して異常なほどの甘さを抱えています。向こうの言い値でなんでもやってしまうという印象。
 そして北朝鮮もそれを知っている。左派政権の際には第1次、第2次ヨンピョン海戦のような多分にアクシデント的な交戦はあっても意図的な攻撃は見られない。
 一方で保守政権の際にはヨンピョン島砲撃やら天安艦撃沈といった意図的な攻撃が見られます。

 今回はどこに嘘があるのか、まだなんとも言えないところではありますが。
 「非核化」のあたりに重大な嘘……というかごまかしといった感じのものありそうで、かつアメリカもそれが分かっている上で乗っている感じがしています。
 親書がない、という部分がなんとも気にかかるところですよね……。