水が98%、原油は2%のハーベスト……「油田ではなく井戸」(MBC・朝鮮語)
イ・ミョンバク政府の時、2009年には韓国石油公社が買い入れたカナダのハーベスト社油田です。
古い精油施設を含めて買収価格は4兆5千億ウォンがしました。
現在ハーベスト社の油田は、どのような状態なのか。

石油専門用語では「ウォーターカット」が平均98%。
ウォーターカットは、原油のうち水の割合を意味します。
つまり、収穫から生産される全原油中98%は水であり、残りの2%だけが石油というのです。 (中略)

買収当時はどうだったのだろうか?
ハーベスト買収直前の2009年に収穫の油田を評価した報告書です。
油田のあちこちで原油中の水の割合が99%に達しているという表現が登場します。
キャリア30年の海外油田の専門家には、レポートの解釈を依頼しました。

海外油田開発の専門家(30年のキャリア)「90%以上の油田がすでに限界点を過ぎている。ですから、いくら新技術を投入しても採掘コストがかかりすぎて得られる原油から利益が得られないという状況です」

2009年に買収当時にも、すでに水カットが80〜90%水準と推算されて限界に達した油田。
ウォーターカットが98%に達した現在では油田ではなく「井戸」と言っても過言ではありません。
この遺伝評価報告書は、さらに石油公社の依頼で作成されたものです。
つまり石油公社も油田の状態を知りながら追加金まで払って、物乞いするかのようにハーベスト社油田を買収したのです。

海外資源開発は、イ・ミョンバク元大統領の主要な関心事でした。

イ・ミョンバク元大統領「私は就任当初から資源外交の重要性を継続して強調してきました。

李明博政府時代の大統領府は、知識経済部などを通じて海外資源事業を直接把握してきました。 (中略)

4兆5千億ウォンもの資金を投入して無理に引き受けたハーベスト、疑惑の視線は結局イ・ミョンバク元大統領に傾いています。
(引用ここまで)
 イ・ミョンバクによって主導された資源外交の中でも、カメルーンのダイヤモンド鉱山についでひどいとされていたのが、カナダのハーベスト社買収。ペルーの大統領から「あれは買うな」とまで言われた石油会社と丙丁つけがたいひどさ。
 買収金額の1/100の値段で買い戻されてましたね。
 パク・クネ政権時代にすでに買収当時の石油公社社長が告発されていました

 投入資金が半端じゃないのですよ。
 ハーベスト社とその子会社のNARLも含めて41億カナダドル。当時の金額で4兆5000億ウォン。
 これが完全な失敗に終わったのです。出てくる原油のうち98%が水。2%が石油。原油というか、石油風味の水じゃないですか。

 資源外交がスタートした当初から「購入する資源の20%を韓国政府の持つものから調達するのだ」というようなかけ声があったのですね。で、資源であれば「どんな種類でも、どんな額でも」というような形で買収していった。中身なんてどんなものでもよくて、とにかく資源と思えるものが市場に出てたらなんでも買うという方式。
 そりゃまあ、山師たちのおいしいおやつになったことでしょうよ。
 当然、キックバックやらリベートやらでイ・ミョンバク政権の周囲にいた人々も潤ったことでしょう。
 4兆5000億ウォンって。

 ムン・ジェインの仇敵として逮捕されたイ・ミョンバクですから、もう微に入り細に入りほじくられること間違いなし。資源外交を延々と追ってきた楽韓Web的にもいろいろとおいしい話が見れそうです。

石油の帝国
スティーブ・コール
ダイヤモンド社
2014/12/18