韓国全域にPM2.5飛散…「他国へ移住したい」「終末映画の中の空だ」…政府には中国への対策要求も(中央日報)
「最初はメガネに何か付いているのかと思った。空全体が灰色で、まるで地球終末映画の中の空みたいだ」

25日、ソウルのある地下鉄構内で会った大学生キムさん(24)の言葉だ。市民は3日間続いている高濃度粒子状物質発の「灰色の空」に視覚的な恐怖を感じていると口々に話した。

韓国環境公団の大気情報サイト「エアコリア」によると、25日午後12時のソウルのPM2.5(微小粒子状物質)濃度は1立方メートルあたり104マイクログラムだ。粒子状物質の予報段階上、「非常に悪い」に該当する。京畿道(キョンギド)は121マイクログラム/立方メートル、光州(クァンジュ)は116マイクログラム/立方メートル、忠清北道(チュンチョンブクド)110マイクログラム/立方メートル、仁川(インチョン)107マイクログラム/立方メートルなどで全国の大部分が「灰色空襲」を受けた。 (中略)

オンライン掲示板などには「空気がきれいな国に移民したい」という書き込みが多数寄せられた。ある市民は「職場を整理してカナダやオーストラリアに移住したい。冗談ではなく本当に真剣に悩んでいる」と書き込んだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の国民請願掲示板には「粒子状物質のせいでやりきれない思いです。助けてください」「粒子状物質で韓国の市民たちを生きにくくしている中国の粒子状物質に対する外交的対策を具体的に用意してください」などのコメントが掲載された。
(引用ここまで)

 まるでこうして粒子状物質(PM2.5等)が多いときだけ、韓国の空気が汚れているみたいな話になっていますが。
 原則的に韓国の大気汚染はひどいですからね。
 2002年にフランス代表のリザラズが「ソウルは空気の汚れた街で、ちょっと動いたら肌がかゆくなった」って言っていました。韓国人はそれにブーイングを浴びせていましたが。
 呼吸器系が弱い楽韓さんも韓国に行くたびに苦しんでます。常にマスクが手放せない状況。粘膜はホントに辛い。
 韓国に降り立つと同時に空気の汚れを意識するレベル。
 以前はマスクをすると目立って日本人だというのがすぐにばれていたのですが、最近は韓国人にもマスクが普及するようになってる、というほどの状況です。

 で、それを韓国人は「中国が原因だ」と言ってるのですが。
 この件についてのNAVERニュースのコメントでも「中国が!」って叫んでいるものがほとんど。

思う存分息をしにくい現実…私たちはさらにきつくなったほこりを吸っている(JTBC・朝鮮語)

 中国の汚染物質は韓国の空気汚染全体の20〜30%ていどの原因でしかないというのはすでに判明済みの事実。
 韓国の全発電量の40%弱が石炭火力で、ほとんど汚染物質対策もしていないもの。
 ソウルは北京、デリーに続く世界三大大気汚染都市なのです。
 しかも、この数値もだいたい3割引きで計測されていたりしますからね。

 自分たちの引き起こしている大気汚染の責任を中国に押しつけているだけ。
 旅行なら数日我慢すれば終わりますが、あれを365日はホントにきついでしょうから、そうやって責任転嫁したいのも理解できないではないですけどね。
 ムン・ジェインの「キレイナ韓国構想」は脱石炭火力、脱原子力を基本としているので、もしかしたらムン・ジェインの行った唯一の功績として語られるようになるかもしれませんね。
 ただし、電気代はぐっと上昇するでしょうけども。

中国複合汚染の正体 (扶桑社BOOKS)
福島 香織
扶桑社
2013/12/20