下座に韓国特使、中国は「新しい慣行」と釈明(朝鮮日報)
 当時の座席配置は、習国家主席が上座に座って会を主宰し、韓国大統領特使である鄭義溶室長一行と中国側関係者がその左右に座る形で、儀典上、明らかに目下に対する扱いだった。

 北京の外交筋は26日、「会談後、中国側は『今回の座席配置には新たに定着しつつある慣行という側面がある』と言った」と伝えた。中国側はこれと共に、昨年6月に中国で行われたBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)外相会議で参加国の外相らと習国家主席が会談した際のことなどを例に挙げ、「他国に対してもそのような座席配置にした事例がある」と説明したという。

 ところが、この時の会談は定例外相会議に出席したブラジル・ロシア・インド・南アフリカ外相が集団で習国家主席に会ったもので、首脳の代理である特使との会談とは性格が違う。

 「新しい慣行」という説明とは異なり、中国は昨年10月のベトナム共産党書記長特使・ラオス人民革命党書記長特使との会談時や、同年11月にミャンマー軍司令官との会談時は、習国家主席と訪中団メンバーのいすを同列に並べた。

 つまり、中国が「特使」と呼ぶ訪中団メンバーをぞんざいに扱った事例は事実上、韓国以外にないことになる。中国は昨年5月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として訪中した李海チャン(イ・ヘチャン)議員が習国家主席と会談した時から、こうした座席配置をしていた。
(引用ここまで)

 去年5月に派遣された特使に続いて、キム・ジョンウンとの会談の報告のために特使として訪れたチョン・ウィヨン国家安保室長も下座に座らされる
 中国からの説明では「この座席配置は新たな慣行」とのことなのですが。
 韓国の特使以外に下座に座らされたのはブラジル・ロシア・インド・南アの外相が集団で会談したときだけ。
 1対1の会談で実際にそうやって座らされていたのは韓国の特使だけ。

 韓国特使だけは下座に置かれるという特別扱い、ということじゃないですかね。
 ムン・ジェイン本人が来れば座席配置的には同列には扱ってもらえる。
 ただし、現実的な扱いは国賓なのに次官補級が出てきたことをはじめとして、とんでもないものでしたけども。

 そんな国家元首の名代としてやってきた特使であれば、一段下として扱われて当然というのが中国のやりかたということなのでしょう。
 外交プロトコールとして、韓国特使はそう扱うべき存在であるという中国の主張なのです。
 中国に対して三不の誓いを掲げて主権を放棄したのだから、当然といえば当然の扱いではないかと思いますけどね?

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寺西千代子
文藝春秋
2016/11/20