中国、金正恩委員長に「一人飯」文在寅大統領と違い高密度・高品格のもてなし (中央日報)
 習主席が金正恩氏に提供した最初の歓待は食事の回数と質の違いだ。文在寅大統領は習近平主席と訪中2日目に国賓晩餐で共に食事をするのにとどまった。晩餐には彭麗媛夫人、丁薛祥中央弁公庁主任、楊潔チ政治局委員が参加した。中国で党と国家指導者と呼ばれる政治局委員級要人では4人が参加した。「ナンバー2」である李克強首相との翌日の昼食は実現しなかった。政治局委員である陳敏爾重慶市党書記との昼食まで3泊4日間の日程の間、中国側要人との食事はただ2度に終わった。 

  一方、金正恩委員長の場合、北京到着初日である26日公式歓迎式、首脳会談に続いた歓迎晩餐を習主席と共に参加した。翌日、釣魚台国賓館養源斎では両国の首脳夫妻〔習近平主席・彭麗媛夫人、金正恩委員長・李雪主(リ・ソルジュ)夫人夫婦〕のための特別晩餐が提供された。習主席は「釣魚台国賓館は中朝の伝統友情の発展を目撃した」として「両党両国の過去の世代の指導者の親密で間隙のない関係は我々にとって手本になる。金正恩委員長夫婦がいつでも中国を訪れることを歓迎する」と話した。  (中略)

文大統領と金正恩委員長に対する歓待の違いは金正恩委員長の帰国後、中国が出した発表文の格別な長さだ。中国が官営新華社を通じて発表した発表文は約3500文字に達する。文大統領との会談結果発表文は1263文字。今回の北朝鮮発表文の3分の1水準にとどまった。1月、中国・フランス首脳会談の場合は1700文字、米中首脳会談発表は2200文字だった。発表文の長さで外交の重さを暗示する中国の外交慣例を考えると、中国は北朝鮮→米国→韓国の順で重視するという対外メッセージを伝えたわけだ。
(引用ここまで)

 おや?
 ムン・ジェインの訪中での一人飯は「庶民と同じ目線で食事をする」というアピールだったんじゃないんですか?
 粥と油条で朝食をとる庶民目線の大統領がどうのこうのって話。
 少なくとも大統領府はそんな風に言ってました。
 同様につい先日のベトナム訪問でも庶民と共に食事をするムン・ジェインという演出をしていましたし。

【写真】文大統領、ベトナムの飲食店で「庶民外交」(中央日報)

 中国での失態をフォローするためにやっている、というのもあるのかな。「あれは冷遇されたわけではなくて、ポリシーとして毎回やっているのだ」という。
 もちろん、韓国国内の支持層に対して、「あなたたちとムン・ジェインの視線は同じだ」と庶民派であることをアピールしたいという両方の意味を持っているのでしょうね。

 中国側の視点としても北朝鮮のキム・ジョンウンを「厚待」することで、韓国への塩対応とのコントラストを強く描いて、キム・ジョンウンを気持ちよくさせようという部分もあるのでしょう。
 もちろん、ここのところ米朝と韓国だけで事態が進行していた北朝鮮核問題でキャスティングボートを握りたいという意向もからんでいるのは間違いないところ。
 訪中でどんな話が出てきたかというのも分かりませんし。
 中国の再参入で5月末にかけての混沌さがさらに増したって感じですね。