STX造船、追加希望退職申請者はわずか16人... 今日正午締め切り(イーデイリー・朝鮮語)
STX造船、今日の午後5時「デッドライン」... 労組非常対策委合意かどうか節目(イーデイリー・朝鮮語)
今日(9日)午後5時。政府と債権団が要求したSTX造船海洋の構造調整に同意する労使確約書提出期限」のデッドライン(最終締切)である。

昨年法定管理(会社更生手続)でかろうじて抜け出したSTX造船海洋が再び運命の岐路に立った。政府と債権団は、STX造船にこの日まで自助提案と労使確約書の提出を要求したがSTX造船の労使はまだ平行線を走っている。劇的妥結がない限り、法定管理手順を踏むことになる。去る8日に締め切られた希望退職のアウトソーシング(外部・パートナー企業に所属を移すこと)申請者も144人と目標人数である500人に大きく及ばなかった。

STX造船と債権団代表で最大株主である韓国産業銀行(KDB)によると、この日の営業時間内である午後5時まで労使確約書を提出しなければならない。合意不発時には前受金払い戻し保証(RG)を発行できなくなる。RGは、造船会社が倒産して船を建造していない状況になったとき、金融期間が船主に前受金を代わりに支払うという約束をする保証書だ。造船会社は、RGがなければ、船主との契約を結ぶことができない。他の金融会社がすでにRGを拒否している状況で、KDBがRGを発行しなければSTXは受注営業が不可能になる。

法定管理に入ると、裁判所は、債権団の集会を開いて、債務調整を通じてSTX造船海洋が返済できるレベルに債務を下げた後、経営管理をする。清算が決定されると、事務職を含む1400人以上の雇用が一度に消える。ただしKDBの交渉担当は最後まで会話窓口は開いたままにしておきたいと語っている。

STX造船労使は生産職人員削減について対立している。使用者側は法廷管理を回避する政府、債権団が要求したレベルの構造調整をするしかないという立場を繰り返した。一方、労組は人員削減を前提とした構造調整は、絶対に受け入れることができないという従来の方針から退こうとしない。

終盤合意の可能性も排除することはできない。労組はこの日の午前8時から非常対策委会議を進めている。このプロセスが自己救済案に合意するかどうかを決定する山場になると思われる。「政治的論理で解決しない」とする青瓦台の公式の立場も労使が合意するかどうかに影響を与える可能性もある。先に海外売却(資本誘致)と法定管理の岐路に立った錦湖タイヤ労組も、大統領府と政府が「政治的論理」ではなく「経済的論理」にアクセスすると明らかにし、労組の強硬路線が崩れ労組の合意にダブルスターへの売却を決定した。
(引用ここまで)

 韓国GMの労使交渉も煮詰まっていますが、こちらの最終デッドラインは20日でまだ余裕があります。
 STX造船海洋の労使交渉は今日までで妥結しないと再度の法定管理入り。
 前回の法定管理入りは2016年。21世紀に創業した企業の中、唯一20大財閥入りしたとされていましたが、拡大方針が破綻して倒産となりました。
 買収したノルウェーの高級客船製造企業なんかも切り離してスリム化を進めていたのですが、昨今の造船不況でどうにもならなくなったという感じ。
 買収して「STXヨーロッパ」になったときには「韓国の造船企業もついにここまできた」と鼻息が荒かったものでしたが。

 ちなみに労組側は「法定管理入り上等!」「リストラ反対!」で押し通すとのこと。
 共に民主党の地元支部を占拠しているままとのことですが、最後までムン・ジェイン政権は「経済原則を適用する」という態度の模様。
 「雇用大統領」を名乗っているわりには冷淡だったのがちょっと意外でしたが、労組よりも20代、30代といった「雇用で虐げられてきた世代」である鉄板支持層を優先するということのようですね。

ただいま半額セール中。
造船の技術 どうやって巨大な船体を組み立てる?大きなエンジンは船にどう載せるの? (サイエンス・アイ新書)
池田 良穂
SBクリエイティブ
2013/10/15