雇用対策に25兆ウォン注いだはずなのに……失業率17年ぶりに最悪(中央日報・朝鮮語)
世宗市で24時間ヘ家運営するギムドクファン(55)氏は、最近の従業員2人を解雇した。16.4%の上昇最低賃金の支払を合わせて与えることができなかったからである。7月から週労働時間が52時間に短縮されることも悩みの種だ。

従業員が週66時間ずつ働いている現状から見ると、計算的には労働時間の短縮時には人をより雇用しなければならないが、余力がない。キムさんは「多くの人々を雇うどころか来年も最低賃金が高騰すると、1〜2人を追加で削減する必要がある」と「家族のように過ごしてきた従業員を切りたくないが仕方ない」と述べた。

雇用指標が2カ月連続最悪の水準に墜落し、政府政策に対する批判の声が高まっている。雇用補正(補正予算)などを介して、いくら国の資金を注ぎ込んでも、現在の雇用政策の基調が維持されると、「底の抜けた甕に水を注ぐ」にとどまるという指摘が出ている。 (中略)

政府は昨年、雇用の本予算17兆736億ウォンと雇用の補正7兆7000億ウォンを編成した。政府は、このお金を呼び水にして仕事を大幅に増やすという計画を立てた。しかし、今年の雇用成績表を見ると、昨年補正が成功作に仕上げされる可能性は小さくなっている。 (中略)

脆弱階層の保護を名分としたはずであったにも関わらず、かえって脆弱階層の雇用を減らす結果をもたらしているわけだ。卸・小売業などの就業者数が減少したのは、このような懸念が現実化していることを示している。 (中略)

最低賃金引き上げだけではない。非正規職の正規職化と関連しても同様の結果を招くという懸念が少なくなかった。企業が非正規職を正規職に転換すると、新規雇用を減らし、結果的に青年たちの就職が難しくなることがあるというのが要旨であった。
(引用ここまで)

 現政権は「保守のやってきた少子化対策で80兆ウォンが失われた」とか「イ・ミョンバクの4大河川事業で22兆ウォンが失われた」とか政策の誤りを「積弊清算」として糾弾しているのですが。
 まあ、やっていることは自分らも変わらないよねという話。
 雇用対策予算として25兆ウォンが計上されている。おそらくそのうち、3兆ウォンは最低賃金の急上昇に対応できない中小企業向けの安定資金
 雇用人数が30人未満の企業しか受け取ることができないので、35人雇用の工場が6人解雇しようか悩んでいた例のアレですね。

 けっきょくのところ、雇用を増進させるのってふたつの要因しかないのですよ。
 内需であれば経済成長だけが必要な要因。
 輸出については投資することがうま味がある場所でなければならない。
 日本の民主党政権時代は世界最高の法人税と、円高の放置のダブルパンチで日本企業が海外に工場を作らなければならない状況でした。
 あれほどの円高であれば、なにをどうしても国外工場のほうが割安になる。
 5年経過してようやく日本国内に工場建設が行われるようになりました。
 民主党が日本を破壊しようとしていたというのはあながちウソでもないのだな、と感じていました。
 まあ、それと同じようなことを韓国でもやろうとしている。要因は為替ではなく賃金ですけどね。

 3%台の経済成長なのに、最低賃金を16%も増やしている。
 内需の飲食、小売にとってはパイが小幅にしか増えていないのに1ピースの切り分けを大きくしろと言われているのも同然。結果、ピース数を落とすしかない。
 輸出関連で言えば貴族労組のおかげで「投資のうま味のない場所」と化している。
 構造を変革せずに小手先で雇用を増やして、かつ賃金も上昇させるなんてことができるわけがないのですよ。
 そんな魔法のようなことが「所得主導成長」でできるのであれば世界中で使っているはずなのですが、どこもやってはいない。韓国を除いては。

 誰がなんと進言しても「魔法はあるのだ」と叫んでいるのですが、さてはて。ムン・ジェイン政権の5年間で魔法はかかり、奇跡は起きるんでしょうかね。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 美樹さやか ~始まりの物語/永遠の物語~ 1/8スケール ABS&PVC製 塗装済み完成品フィギュア
グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY)
2018/04/30