大統領府「民政秘書官がドルイドキングを推薦されて人事接触したが、不適合と判断」(聯合ニュース・朝鮮語)
大統領府は16日、コメント操作事件で拘束された金某(ペンネームドルイドキング)氏が、駐大阪総領事に共に民主党キム・ギョンス議員に推薦した人事について直接面会したものの適していないと判断したと発表した。

大統領府の関係者はこの日、記者たちと会ってこのように説明した後、「それ以降は特別な措置をしなかった」と述べた。
先にキム議員はこの日、国会で記者会見を開いてキムさんが推薦された人を青瓦台の人事首席室に話したが、難しいとの連絡を受けて答申した。キムさんが不満を抱いて脅迫性の発言をして人事を求め、これをペク・ウォンオ民政秘書官に渡したと述べた。

青瓦台の関係者は、「キム議員の言葉通り、人事首席室で推薦が入ってきて、それ自体の検証をしたが、大阪総領事職に適していないと考えて起用していなかった」と述べた。
この関係者は、「以後、金議員が2月ドルイドキングという人から一種の圧迫を受けた後、深刻だと思ってバック秘書官に連絡した」とした。
(引用ここまで)

 例のコメント部隊事件の主犯である人物のペンネームをドリューキングと書いてきましたが、「ドルイド」キングであるとのことなので今日からそう記述します。
 さて、ドルイドキングことキム氏と、接触されていた共に民主党議員の両方ともキムなので分かりにくいのですが、実際にキム議員に対して「大阪総領事として赴任させろ」という請託があったのですね。
 で、それだけではなくて大統領府関係者が面会までしたのだけども「大阪総領事としてはふさわしくない人物である」と認定されてそれ以降は接触がなかった……ということなのですが。

 当初は「なんの関係もない」くらいの勢いで記者会見していたものが、どんどんと後退してきていますね。
 共に民主党の党員としてそこそこの関係があり、かつ人事に推薦することを断り切れないくらいの仲ではあったということなのでしょう。
 件のドルイドキングなる人物は「経済的共振化集団」という団体を運営してきて、その集まりで政治家の講演会なんかもあったとのこと。
 で、講演会にきた政治とツーショットを撮って「この政治家とコネがある」ということを示していたとのことです。
 「パワーブロガー・ドルイドキング」としてますます信頼性が高まっていって、というようなスパイラルに乗ることができていたのでしょう。
 ちょっと前に話した韓国映画のザ・キングにも検察庁に入った主人公の父親が詐欺師で、主人公の上司である部長とツーショットを撮ってそれを闇不動産会社のテントに貼っていたなんて描写がありましたっけ。

 で、その最終的な仕上げがドルイドキング本人が大阪総領事になるということだったのでしょうが。
 まあ、残念なことにそこまでの分け前を与えるほどの人物でもなかったと。
 で、今回のコメント自作自演に走った、ということですかね。
 いやぁ……下らない。
 下らない事件ではありますが、韓国社会というものを切り取っているのは間違いないですね。

D&Dプレイヤーにとってはクレリックのサブクラス。
ケルトの賢者「ドルイド」―語りつがれる「知」
スチュアート・ピゴット
講談社
2000/01