「事故多発」タワークレーン安全点検発注者が取りまとめる(聯合ニュース・朝鮮語)
政府が建設現場のタワークレーン事故を防止するために追加の安全対策を出した。
国土交通省は17日、タワークレーン安全管理が現場で自発的になされることができる条件を造成するためにクレーン安全管理に追加対策を用意したと発表した。

まず、発注者がウォンドグプ・下請け業者のタワークレーンリース(運搬・設置・解体を含む)の契約が適切かどうか事前に確認して承認する制度が導入される。
発注庁がクレーンリース費用と定期検査受検するかどうかなどの機器の安全性を確認し、再リース機器かどうかと、作業者熟練度、仕事の方法など賃貸契約の適正性も事前に確認することになる。
現在、この内容を反映した「建設産業基本法」改正案が国会に発議された状態だ。

国土部は機種・工種別の標準作業時間と現場管理チェックリストなどが含まれている「タワークレーンの現場管理ガイドライン」を配布して、無理な作業を回避する予定である。
タワークレーンを使用している建設工事であれば、義務的に樹立しなければなら安全管理計画書の実効性を高めようとタワークレーンの分野の安全管理計画の基準を改善し、マニュアルも用意する計画だ。

特別点検の形式で実施したタワークレーン一斉点検を毎年上・下半期に定期的に実施し、この点検は、労働組合も参加して点検の充実を図る。
安全コールセンターを労組にも設置するなど、政府と労働界間の協力チャンネルを強化する。
国土部は昨年、20年を超えた老後クレーンの年式の制限と主要部品の認証制度の導入などを骨子としたタワークレーン安全対策を発表している。
(引用ここまで)

 韓国ではだいたい週に一回のペースでタワークレーンがぶっ倒れています
 多くの場合、アウトリガーを設置するための道路使用許可申請をせずに工事をするために、アウトリガーを伸ばさずにタワークレーンを使って……という事故ですね。
 それ以外にも部品が消耗したら正規品を使わずにそこら辺の鋳造屋に行って「これと同じ部品を作ってくれ」と注文する……なんてこともあるようで。
 大崩壊を起こして死亡事故になるっていうのはこういった不良部品を使っていた場合が多いようです。
 そりゃま、倒れて当然だという話。

 韓国の特性として、これまで「安全にまったくお金をかけていない」というのが基本だったのですよ。
 以前に書いたエレベーター修理の話なんかもそうですし、その特性が完璧に発揮されたのがセウォル号だったわけです。
 うちも含めて韓国ウォッチャーが押し並べて「あれは韓国社会の映し鏡」であると言っていたのは、安全軽視、先逃、無責任、コスト優先といった韓国社会のごった煮として生じた事故だったからなのです。

 ムン・ジェイン政権はそれをやめて、安全に対してコストをかけようとしているのですね。
 少なくともそれを奨励しようとしている。
 果たしてそれが内需を押し広げることになるのか。
 あるいは「上に政策あれば下に対策あり」となるのか。

 タワークレーンに関しては発注者が安全点検をすべし、という方策にするとのこと。
 これまで完全に無責任だった発注者側、つまり「甲」の側に責任を持たせるという法案になるとのことです。
 ただまぁ……労組をからませて点検を云々……がちょっと気になるところではありますかね。
 韓国GM労組が人事でやっていたような利権の温床になりかねないかな、とは感じます。