政府「韓国GM、23日午後5時過ぎると確実に法定管理に行くつもり」(東亞日報・朝鮮語)
韓国GM労使、賃金団体協議暫定合意... 法定管理避け(聯合ニュース・朝鮮語)
労使交渉に難航している韓国GMのリストラのコントロールタワーの企画財政部の高官が「期限の23日を過ぎると、法廷管理に行くしかない」と話した。韓国GM労使が当初20日の交渉期限を23日に延長したが、追加の延長は、GMだけでなく、政府としても容認するのは難しいという意味を表わしたものである。

米国GM本社が労使合意期限を再延長したり、韓国GMが法廷管理(会社更生手続)を申請しても、株主総会の議決過程で労使が劇的に妥結する可能性もある。しかし、韓国GM労使が継続時間をドラッグすると、政府としても韓国GMの法定管理申請を防ぐが困難になった。
(引用ここまで)
韓国 GM労使が法廷管理するかどうかを決定する「デッドライン」の23日、劇的に自己救済計画に合意した。
韓国 GM労使は同日、仁川富平工場で2018年度の賃金と団体協約(賃金団体協議)交渉を行い、暫定合意案を用意したと発表した。

労使は去る2月7日の初顔合わせの後、14回に渡る賃金団体協議交渉の末、この日、最終的に暫定合意に達した。
双方は、争点だった群山工場労働者の雇用保障の問題と関連して、徹夜の議論の末折衷点を求めた。
労使は希望退職後群山工場に残った労働者680人の希望退職と転換配置を行い、無給休職は実施しないことにした。
希望退職施行以後残留人員については、希望退職の終了時点で、労使が別途合意する計画だ。

労使は経営正常化のために賃金凍結と成果給の未払いに合意した。
(引用ここまで)

 日刊韓国GM。おそらく最終回。
 なんと朝の5時から労使交渉を行い、法定管理申請まで残り1時間を切ったところで労使が妥結に至りました。

 で、合意の中身を見ると労組側が韓国GMの言い分を丸呑みしているのに等しいもの。
 閉鎖される群山工場でこれまで希望退職に応じなかった680人については追加の希望退職は募集する。レイオフはしないものの、場合によっては他の工場への配置転換で対応する。
 金額は未定ですが、もめていた福利厚生費も削減の方向。
 賃金凍結と成果給の支払いなしにも同意。
 労組の要求していた転換株式の労組員への配布、知的財産権の譲渡、10年間の雇用保障などもなし。もちろん、群山工場の再開もありません。

 金曜日だったデッドラインを今日までに延長させたキム・ドンヨン副首相兼企画財政部長官はG20財務相会議から急いで帰国したものの「労使が苦痛を分かち合わなければならない」と原則論を語るのみ。
 労組側の味方になるつもりはない、という表明をしたのも大きく作用したのかな。

 一応、新型SUV、CUVの生産を割り当てられたので稼働率、利益率も上昇する……はず、という想定なのだそうですが。
 今回のことで韓国GMに対する信頼度は地に落ちたでしょうから、国内需要はゼロも同然。
 まあ、おそらくは輸出がメインとなるのでこれはこれであり、なんでしょうかね。