労働者像建立市民団体「外交部が日本政府の顔色伺いする理由が分からない」(中央日報)
徴用工像設置妨害するな 市民団体抗議で植木鉢撤去へ=韓国・釜山(聯合ニュース)
[写真]日本総領事館前に徴用工像の模型設置(聯合ニュース)
日帝強制動員労働者像建立慶南(キョンナム)推進委員会は25日、慶尚南道庁プレスセンターで記者会見を行い、「外交部の今回の立場は、昨年2月の朴槿恵(パク・クネ)政府当時、日本領事館前の平和の少女像を移動するよう指示した公文書と同じだ」と指摘して「日本から謝罪を受けたいと思う我々国民の念願と意志を励まし応援することができないまでも、日本政府の顔色伺いだけしている理由は何か分からない」と批判した。

続いて「外交部は強制動員被害者の痛みと国民の怒りをまず慮り、日本政府に主権国家らしい真の謝罪をまず要求しなければならない」とし「今回の外交部の立場を即刻撤回せよ」と求めた。
(引用ここまで)
 植木鉢は20日に設置された。同委員会はメーデー(5月1日)に合わせ、総領事館前に建てられている旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像のそばに労働者像を設置する計画を明らかにしている。

 東区を訪れた同委員会のメンバーは「通行を邪魔するとして少女像も撤去したことがあるのに、その場所になぜ植木鉢を設置したのか理解できない」として、「労働者像の設置を妨害する目的」と抗議。東区関係者は「少女像周辺の環境改善事業のため、植木鉢を設置した」と説明し、「労働者像の設置を妨害する意図ではなかった。誤解の余地があれば撤去する」と述べた。

 一方、同委員会は総領事館前に像の模型を設置するパフォーマンスを行った。
(引用ここまで)

 外交部が「するなよ! 絶対に設置するなよ!」と言えば言うほど、市民団体(民主労総)側としては逆に糾弾する理由が増えて好都合って感じです。
 そうやって「おまえらは日本の味方なのか!」と叫ばれると、萎縮してしまってなにもできなくなるというのが韓国社会の基本。
 というわけで、釜山東区は徴用工像避けに設置した植木鉢をあっさりと撤去。
 まあ、24日の時点でというかそれ以前から東区は「我々には像を撤去する力もないし、それを防ぐ力もないって言い続けてましたからね。当然かもしれませんが。

 で、勝利の宴とばかりに設置予定場所に模型を設置したと。
 まあ、政府→釜山市→東区→政府とたらい回しをするだけで、どこも手を出したくないというのが本音なのだからしかたがない。
 この像の設置によって日韓関係は悪化することになるでしょうし、それは民主労総の狙いでもあるのですが。
 日本側がそれに乗っかることも充分にできる、という部分でもあるのですよね。

日本の外交 ──「戦後」を読みとく (ちくま学芸文庫)
添谷芳秀
筑摩書房
2017/10/10