韓国旅行は1回で充分…日本は見るもの多い(中央日報)
22日に韓国を訪れたタイのSNSスターのエリカさん(26)は「インフルエンサー」と呼ばれる。ユーチューブやインスタグラムなどSNSを通じて流行を広める「影響力ある個人」という意味で、タイと韓国、日本、中国などを歩き回りビューティー・ファッション製品とカフェ、ホテル、旅行地を紹介して後記を残す。 (中略)

2年前にSNSを始めたエリカさんのインスタのフォロワーは約12万人、ユーチューブの購読者は49万人に達する。彼女のユーチューブ動画は再生回数100万回をはるかに超える。主な購読者は20〜30代の女性、特に中産層以上が多い。そのため韓国の化粧品はなくてはならない素材だ。

10回ほど訪れたソウルで最もよく行く所は弘大(ホンデ)のクラブだ。「午前8時まで夜通しでパーティーをする所は世界でソウルにしかない。多国籍のクラバーからあふれる熱気が良い」とした。だがタイの既成世代にとって韓国はそれほど魅力的な観光地ではないと指摘した。エリカさんは「ソウルのパッケージツアーコースには景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、曹渓寺(チョゲサ)、奉恩寺(ポンウンサ)が必ず含まれるが、実は王宮と寺はタイの方がもっと多い」とした。これに対し日本は旅行地、食べ物、ショッピング、記念品など見るたびに新しい。そのため「タイの人たちに韓国はワンタイム『イナフ』(1度で足りる)だが、日本は『トゥーマッチ(見るものが多い)』」と話した。 (中略)

――観光地として韓国と日本を比較するならば。

「若い世代に韓国は行きたい国だ。Kビューティー、クラブ文化、美しいカフェは明らかに競争力がある。だがそれまでだ。特に韓国を初めて訪れる既成世代は主にパッケージツアーを利用することになるが、コースが千編一律的だ。食べ物はビビンバとプルコギ一色だ。特に『オレンジソース(コチュジャン)』がほとんどすべての料理に入っている。これに対し日本は行くたびに新しい。富士山と温泉など旅行地ごとに特色があり、食べ物も多様だ。また、どの都市どの町に行っても買いたくなる特産品が並んでいる。また、韓国はとてもソウルに集中している。タイ人の中に釜山(プサン)を知る人は多くない」
(引用ここまで)

 たかだか26歳のYouTuberに「一定以上の年齢の人は韓国に来ても面白くないでしょう」って言われちゃうっていう。
 ここでもやっぱり日本にはリピーターが多く、韓国は「1回で充分」となってしまう。
 以前から「韓国旅行にリピーターが少ない」「再訪問者数をなんとかしなければ」っていうのは連呼されていることです。
 まあ、実際にはリピーターが少ないのではなく、韓国の観光地に価値がないだけなのですが。
 世界遺産ですっていって土饅頭見せられても困るっていう話ですわ。
 なにしろ韓国人が国内旅行をせずに日本に来ているっていうくらいですから、その競争力のなさが分かるというものでしょう。

 タイからの訪日観光客は2017年の1年間で延べ98万人。2011年にはさすがに減少しましたが、それ以外は右肩上がりで訪日観光客は増えています。
 ひとりあたりのGDPが6000ドルで人口7000万人の国からそこまでよく来てもらえているなぁ……と思えるほど。
 ちょっと前のソンクラーンの時期には東京でもタイ人とおぼしき人を見ましたね。
 やはりリピーターが多いのは間違いない。

 民主党政権時代のようにアホほどの円高になっているのであればともかく、現在の為替水準は日韓で大きく変わらない。
 それであれば単に「どちらの国に魅力があるのか」という勝負になりますわな。

 そうそう、韓国国内で慰安婦像が100を超えたらしいので、スタンプラリーとかやるのどうでしょうかね? ダメ?
 個人的には韓国内に11あるらしい亀甲船レプリカを巡る旅は少し興味があります(笑)。
 でもまあ、韓国人が求める「韓国に来てもらえる要因」というのはそういうんじゃないのでしょうね。
 実はPSYのヒットが韓国人にとってはあまり好ましいものでもなかったというのと同じことで。

物語 タイの歴史 微笑みの国の真実 (中公新書)
柿崎一郎
中央公論新社
2007/9/1