【記者手帳】釜山徴用工像設置阻止、厳正に法執行した警察(朝鮮日報)
 警察は衝突2日前の先月29日、団体側に「5月1日の日本総領事館前の行進を制限する」と通告していた。このため、同団体は先月30日深夜にフォークリフトで徴用工像を運び、ゲリラ的に設置しようとした。1日の領事館前の行進とデモには約3000人が集まった。大人数を動員して押し切れば警察が退くと思っていたのかもしれない。現政権発足以降、警察は「集会・デモの自由を最大限保障する」として物理的な力で集会を阻止することがほとんどなかったからだ。昨年11月のトランプ米大統領訪韓でデモ隊が路上のゴミや水の入ったペットボトルなどを投げた時も防護ネットで阻止しただけだった。

 ところが今回は違った。警察は腕でスクラムを組んで同団体と徹夜でにらみ合い、徴用工像設置を阻んだ。今回の徴用工像設置の試みは、道路法違反であると同時に、外交機関から100メートル以内における集会・行進を禁止した「集会・デモ法」違反でもある。外交関係に関するウィーン条約には「接受国は、侵入又は損壊に対し使節団の公館を保護するため及び公館の安寧の妨害又は公館の威厳の侵害を防止するため適当なすべての措置を執る特別の責務を有する(各国政府は外交交換の安寧のため適切な措置を執らなければならない)」と記載されている。

 警察は今回、厳正に法執行した。警察が待ち望んでいる捜査権独立を達成するには、まず国民の信頼を得なければならない。捜査機関に対する信頼は「原則に基づく公正な法執行」によって得られる。
(引用ここまで)

 ウィーン条約、道路法に基づいて徴用工像の設置を阻止したというなら、そもそも慰安婦像を阻止しろよって話。
 慰安婦像設置を黙認したからこそ、民主労総も「じゃあ、こっちも問題ないはずだ」ってなったのでしょうし。
 挺対協による利権が確定してしまっているソウルの日本大使館前には出せなかったけど、キョレハナという民主労総に近しい団体が設置した慰安婦像であればいけるという算段もあったのでしょう。
 そういう算段をさせている時点で、社会としてはダメなのです。
 「あれが特別だっていうなら、これが特別でないわけがない」という言いかたをさせることができてしまう。
 法の下の平等が崩壊する、ということですからね。
 というか、韓国に法の下の平等なんてものが存在しないという象徴こそが慰安婦像であるということなのですが。

 でもまあ、NAVERコメントとかは驚きの伸びのなさ。
 やはり韓国人全体から見たときに徴用工像設置にはさほど興味がない、ということなのでしょう。
 無限かと思えるほどに延期されている徴用工に対する日本企業の賠償責任についての判決が出ればまた別なのでしょうけどね。
 徴用工の個人請求権については高裁差し戻しから丸々5年経ってもまだ大法院(最高裁相当)から判決が出ない
 まともな法判断をして「賠償請求はできない」とでもいえば国民から糾弾されるし、かといって「賠償請求あり」としたら日韓関係を完全に破綻させることにつながる。
 裁判官としてそんな貧乏くじを引きたくないからなにもしていない。
 そんな社会に「法の下の平等」があるのか、ってことですわ。

なぜ日本人は韓国に嫌悪感を覚えるのか
室谷克実
飛鳥新社
2018/3/29