韓国経済副首相「韓日通貨スワップの再開、韓銀総裁と同じ考え」(中央日報)
韓国の金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官が、韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁の韓日通貨スワップ再開の可能性に対する発言について「李総裁と話を交わしたが、私も同じ考えだ」と明らかにした。

金長官は8日午後、ソウル江南(カンナム)の革新創業団地「TIPSTOWN」を訪問した後、記者団に対してこのように述べた。金長官は「日本と中国が通貨スワップを再開するという報道があるが、韓国と日本の間の通貨スワップも李総裁の言葉のように雰囲気が熟そうとしている過程なのではないかと思う」と述べた。
(引用ここまで)

 今回、韓国が「日韓通貨スワップ協定!!!」って騒いでいるのは、やはり日中通貨スワップ協定が議題に出たということが大きいようですね。
 財務相からのリリースでも日中首脳会談における合意で「円‐元の通貨スワップ協定の締結のための作業を早期に完了させる」という文言を見ることができます。

日中首脳会談における日中金融協力に係る合意(財務省)


 韓国としてみれば「仲の悪かった日中でも通貨スワップ協定が締結できるなら、日韓でもできるはず」という考えになっているのでしょう。
 実質的にはASEAN+3での財務相会合で決まっていたのでしょうね。

 今回、日韓スワップ協定が云々っていう話、韓国側からしか出ていないのですよ。
 韓銀総裁が「再開に向け努力する」というコメントを出し、韓国メディアが諸手を挙げて賛成しているというような状況。
 日本側からはミリほどの動きも出ていないのですね。
 おそらくは韓国側は声を挙げることでアドバルーンを上げている状況。韓銀総裁に続いて、財務相に相当する企画財政部長官が「総裁と同じ考えだ」と言い出している。
 そして日本側は沈黙を守って世論の動向を見守っているという状況なのでしょう。

 もし、韓国との通貨スワップ協定の協議再開をしたらどう日本国内の世論が動くのか、という。
 ここ数日のリアクションでおおよそのリサーチは済んだんじゃないでしょうかね。