【社説】北の核廃棄を「南北VS米国」に変質させた文大統領の言動(朝鮮日報)
 会談後、文大統領は「金委員長は韓半島(朝鮮半島)完全非核化の意志を明確にした」と説明した。しかし「米国が求める完全・検証可能・不可逆(CVID)という核廃棄の方式に同意したのか」との質問に文大統領は「米朝間で確認すべき問題だ」として明言を避けた。最も基本的かつ重要な問題に言及せず、ただ単に「非核化の意志を確認した」では誰がその言葉を信じるだろうか。あるいは文大統領は国民の生命と財産をただ金正恩氏の善意だけに委ねるというのか。また何を根拠に北朝鮮の善意をそこまで信頼できるのか。これでは安全保障の責任を持つ大統領としてあまりにも無責任と言わざるを得ないだろう。 (中略)

 文大統領は「北朝鮮が非核化に応じた場合、体制を保証するという米国の言葉を本当に信頼できるか(金正恩氏は)懸念している」とも伝えた。北核廃棄が確認されれば、米国との経済交流、制裁解除、平和協定などは一種の保証手形のようになっている。国際社会でこれに反対する人間はいないだろうし、米国としても反対する理由はない。ところが韓国の大統領が北朝鮮の側に立ち、交渉に臨む米国の態度に問題があるとでも言いたいような言動を示している。見方によっては段階的核廃棄を主張する北朝鮮の肩を持っているとみられる恐れさえある。今北朝鮮が主張する内容は過去の核詐欺の時と全く同じ手口だからだ。 (中略)

今は韓米両国が一体となって北朝鮮を説得し、必要であれば圧力を加えながら早期に核廃棄を決断させるべき時だ。米朝の間に立ち、怪しげな橋渡し役をしているようでは逆に問題を複雑にする恐れもあるのではないか。
(引用ここまで)

 お、この韓国が……というかムン・ジェインが自ら好んで「韓国+北朝鮮VS.アメリカ」の構図に引きずり込もうとしているということを理解している韓国人もいるのですね。
 誰が書いているのだろうと見たけども署名記事ではなかった。
 まあ、「社説」なのでメディアとしての朝鮮日報そのものの意見であるということでしょうが。
 あるいは署名記事にすると身体に危険が及ぶという可能性もあるのかなぁ。
 ……それはうがち過ぎか。

 いま、ムン・ジェインはアメリカに対して北朝鮮の代弁者となっているのです。
 アメリカにとって軍事同盟国であるはずの韓国がなぜか敵対しているはずの北朝鮮を擁護し、「非核化の意思は再確認できた」とか言い出して、さらにアメリカに「北の誠意に対応すべきだ」とか言ってきている。
 それなのに「完全かつ検証可能で不可逆的な(CVIDに基づく)非核化」については言葉を濁す
 北朝鮮の言い分を繰り返すだけのbotのようになってますね。
 つまり、正確には「南+北VS.アメリカ」ではなくて、「北朝鮮に従属している韓国VS.アメリカ」の状況なのです。

 もはやムン・ジェインのやっていることは北朝鮮のアシスタントでしかない。
 ひとつひとつの行動が「私は北朝鮮の走狗である」ということを示しているのですよね。
 米韓首脳会談にムン・ジェインが参加するかもしれないという報道が出ていますが。

文大統領が米朝首脳会談参加の可能性=韓国大統領府(BBC)

 この「参加」がどういった形での参加なのかは不明ですが……まさか同席するとか?
 キム・ジョンウンが心配でしょうがないのでしょうね。保護者面か。
 さて、米朝首脳会談まであと2週間ほど。一応、実務者会談は進んでいるようです。

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2016/12/19