米朝の仲介役を自任する文大統領に米紙「任せてはならない」(朝鮮日報)
韓経:青瓦台、シンガポールで南北米首脳会談準備?(中央日報)
 米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は28日(現地時間)、北朝鮮と米国の仲介役を自任する文在寅(ムン・ジェイン)について「任せてはならない」と主張した。同紙は「文大統領が米国の利益を代弁しているかは不透明だ。文大統領は非核化に向けた単純な措置に対しても、北朝鮮に補償(支援)を与えるべきだとして米国を圧迫している」と指摘した。

 同紙は社説で、文大統領が「段階的・同時的な非核化」という北朝鮮の主張を受け入れたことについて「これは、北朝鮮が核実験場訪問の許可といった段階的な措置を取っただけでも支援をすべき、ということを意味する」と主張した。

 WSJは「文大統領は、経済支援をすることで金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を手なずけることができると信じているが、米国と日本にとって核弾頭ミサイルは実際的な脅威だ」として「トランプ大統領は対北朝鮮制裁の効果が出る前に、文大統領の要請によって(米朝)首脳会談に合意し、てこの力を弱めた」と指摘した。さらに「首脳会談は米国の国益に直結するため、米国の安全保障よりも別のことを優先する韓国の大統領に、下請けのような形で首脳会談の過程や結果を任せてはならない」と主張した。 (中略)

ワシントンのある消息筋は「韓米vs北朝鮮ではなく、ともすれば『韓国・北朝鮮vs米国』という構図になりかねないとの懸念が示されている」と話した。
(引用ここまで)
青瓦台(チョンワデ、大統領府)が文在寅(ムン・ジェイン)大統領のシンガポール訪問を念頭に置いて現地に職員を派遣したことがわかった。シンガポールでは6月12日に米朝首脳会談開催が予定されているだけに今回の派遣が南北米首脳会談と終戦宣言の可能性と関連があるのかどうかに関心が集まっている。

30日の外交消息筋によると、青瓦台は行政官級の職員をシンガポールに派遣し宿舎などを物色中であることがわかった。外交消息筋は「文大統領のシンガポール訪問の可能性に備え、プレスセンター設置に向けた仮契約などの目的で青瓦台関係者が派遣されたと承知している」と話した。青瓦台がプレスセンターを事前に物色しているという事実は文大統領が米朝首脳会談の時期にシンガポールを訪問し、南北米3カ国首脳会談をしたり3カ国による終戦宣言をする可能性があることを意味する。
(引用ここまで)

 原則的にやや保守派であるウォールストリートジャーナルから、米朝交渉にムン・ジェインを関与させるなとの意見。
 まあ……ねえ。
 アメリカ政府から「韓国は非核化問題に深入りするな」と言われるほどに、問題があるということなのでしょう。
 それでなくとも北朝鮮を押し切る必要がある交渉の場に韓国がからむと、局面が複雑になってしまいますからね……。
 できるだけ単純化してCVIDをいかにして短時間で達成するかということを押しつけるしかない。
 それを横から「北朝鮮は誠意を見せている」だのなんだの首を突っこんでくる輩がいてうざったくてしかたがないというのが本音なのでしょう。
 トランプ大統領が米韓首脳会談が終わり、ムン・ジェインが帰国した日付に合わせる形で米朝首脳会談の中止を発表したのはそういった事柄と無関係ではないと見ています。

 そこまで忌み嫌われているムン・ジェインですが、6月12日に自らシンガポールに向かう気満々。
 大統領府職員がホテルの下調べをしているとのこと。
 北朝鮮の走狗ですからね。
 キム・ジョンウンの行く場所ならどこでも顔を出したいのでしょう。

 アメリカにとって敵は北朝鮮だけではなかった、なんて事態にならなければいいのですがね。