文在寅、自由の破壊 いよいよ韓国の赤化が始まった 元韓国駐日公使 洪●(産経新聞)

 洪熒氏は元駐日韓国公使で、現在は統一日報の論説主幹。
 何冊か韓国関連、日韓関係についての本も執筆しています。翻訳もあり、「暴政による人間の退化 〜北韓社会の身体矮小に関する研究」の翻訳者ですね。
 さて、この記事が掲載されているのは産経新聞社の月刊正論ということもあるので、多少なりとも割り引いて読む必要はあると思うのですが。
 韓国保守派の焦りを如実に顕したかのような記事です。

 特に注目したいのはここ。
 朴槿恵大統領に重刑を言い渡すために共犯として起訴されたサムスン電子の李在鎔副会長は、二審の執行猶予判決で釈放された。すると、執行猶予を言い渡した判事の罷免を求める「国民請願」が出され、賛成者が二十万人を超えるや、大統領府はこれを「国民の意思」として判事を処分するよう大法院(最高裁)に通告した。裁判官の身分保障を規定した憲法条項まで大統領府が「国民の意思」として踏みにじるわけだ。
(引用ここまで)

 大統領府のサイトから請願ができる「国民請願」はこれまで「国民の声を反映する」ということでムン・ジェイン政権に悪用されてきました。
 「イルベを閉鎖してくれ」なんて請願はまんま政権に利用されるものとなるでしょうね。

 で、一審では「証拠はないが心証では賄賂」という理由で実刑判決を受けていたサムスン電子のイ・ジェミョン副会長ですが、二審では執行猶予つきの判決が下されました。
 さすがにいくら韓国でも「心証では賄賂」は通用しなかった……と思っていたのですが。
 当該のチョン・ヒョンシク判事の罷免を求める投書があり、賛同の票が20万人を超えたので大統領府が判事を処分するように通達した……ということなのですが。
 確かに請願があって、20万人を突破したところまでは確認していました。
 ちょっと検索したところ、こんな記事がありました。

韓国大統領府、最高裁に対して「イ・ジェヨン控訴判決の裁判長罷免」の国民請願を伝達(朝鮮日報・朝鮮語)

 さすがに大統領府から大法院(日本の最高裁判所相当)直接的に「罷免せよ」という伝達はしなかったものの、「国民から例の判決を出した判事に対して『罷免せよ』という声がある」ということを伝達したのだそうですよ。
 先月頭の出来事です。
 「司法の独立に配慮したので口頭伝達にした」のだそうですが。
 人民裁判だなぁ……。

 当該の裁判長は「私は誤った判決を下しました」と自己批判して、最高裁で判決が覆るまでこんな感じのままなのでしょうね。
 ちなみに裁判長の従姉妹の旦那が自由韓国党の国会議員であるとして、共に民主党の国会議員から糾弾されたなんてこともあったそうですよ。
 従姉妹の旦那の地位まで糾弾されるのだから大した「司法の独立」です。
 ムン・ジェイン政権の志向性というものが見えてくる「伝達」ですね。

韓国人に生まれなくてよかった
武藤正敏
悟空出版
2017/6/1